2010.01.10

600光年先で太陽の千倍の星が爆発するかも

オリオン座のベテルギウスが超新星爆発の危機にあるそうです。
専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話しているとのこと。

ベテルギウスに爆発の兆候 大きさ急減、表面でこぼこ(朝日新聞)

果たして地球は被害を受ずに済むでしょうか。

私の好きな本、「もしも月がなかったら」の一つの章「もしも地球の近くで恒星が爆発したら」では、
50光年先にある、太陽の20倍の恒星が爆発することを仮定しています。
まず、爆発から50年後、地球の生物は光と一緒に放出された大量のX線とガンマ線を突然浴びることになります(50年後と書いてありますが、地球にとっては突然の襲来となります)。
これによって、数日のうちに地球の動植物が死に始めます。その後も徐々にガンが発生してしまい、多くの生物が死んでしまいます。
対策は地中にシェルタを作ること。ただ、現在のところ人類全員が隠れるものはもちろんありません。また、多くの種が滅びることにより、食物連鎖が大きくくずれてしまい、人類を含めた生物は大混乱に陥ります。

次に、爆発した恒星が発した紫外線によって、数日で地球のオゾン層が破壊され、恒星の紫外線に加えて、普段ならオゾン層によってさえぎられるはずの太陽の紫外線も地球を襲います。
また、数年後には宇宙線が到達します。光速の90%にも達する、超高エネルギーの粒子です。
これらも生物に大量のガンを発生させてしまいます。

最後に、吹き飛ばされた粒子が1000年後に到達します。これは劇的な被害を与えないものの、様々な元素が地球に降り注ぐ可能性があり、土壌が化学変化を起こすかも知れません。


さて、今回のベテルギウスは600光年先で、太陽の1000倍なわけですが、
爆発エネルギーに対する距離の効果は、距離の2乗に反比例しますから、
(50/600)^2 = 1/144 と大幅に減衰されます。

しかし、恒星の大きさの点では、何倍になるのでしょうね。
もし体積に比例すると仮定すると、(1000/20)^3 = 125,000倍にもなってしまうので、距離の減衰分がキャンセルされてしまい、
トータルのエネルギーは125,000/144 = 868倍となり、これはえらいことです。

ただ実際は、巨大な星は密度が希薄なので、エネルギーはこれほどまでの倍率にならないかも知れません。ここは天文学者のご意見を伺いたいです。
まぁ、明日から数万年後までのいつかにベテルギウスが爆発しそうだということなので、私たち人類は一応の覚悟をしておいたほうがよいようです。
ベテルギウスが爆発すると、オリオン座の全体の形を作る外側の四角形が三角形になってしまい、オリオンがちょっとカッコ悪くなりますね。

地球から50光年以内では、2500万年に一度の割合で超新星爆発が発生するとのこと。こうしたご近所での超新星爆発は、決して悪いことばかりではなく、突然変異の誘発により生物の進化に役立った可能性もあります。
次に近くで爆発が発生するときには、人類が英知と勇気でこの危機を乗り越えられることに期待したいものです。

上記の本では、「もしも月がなかったら」「もしもブラックホールが地球を貫通したら」など、科学的に大変興味深い仮定をして、深い考察のもとリアルなシミュレーションをしています。
天文ファン、科学ファンの方にお勧めです。

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2009.11.08

盗んだチャリで走り出す~250Km

さいたま市で自転車を盗み、300Km先の愛知県豊橋市の実家に向かっていた男が、約250Kmの静岡県磐田市で逮捕されたそうです。

調べに対し、男は「親元に帰って人生をやり直そうと考えたが、帰る金がなかった」と供述しているという。

いや、やり直すつもりだったら盗み以外の方法を考えたほうがよかったでしょうに。

盗んだ自転車で250キロ、実家の豊橋目指したが…(読売新聞)

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2009.08.15

記事:地球への天体衝突、監視できない…NASA、予算不足で

SFの世界の話じゃなく。天体衝突は絶対に監視したほうがいいと思うのですが。
日本も何か協力できるのでしょうか。
地球への天体衝突、監視できない…NASA、予算不足で(朝日新聞)

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2007.09.02

日経「春秋」欄に綾波レイ登場(07/9/1)

よもや日経新聞の春秋欄(朝日新聞で言うところの天声人語)が「綾波レイ」という単語で始まる日がこようとは思っていませんでした(笑)。
日本経済新聞 春秋(Web魚拓経由)

今日からヱヴァンゲリヲン新劇場版序 が公開されてますね。今回は4部作とのこと。
エヴァはテレビ版と、旧映画2作を見ました。ストーリーの背景は複雑すぎてよく分からないけれど、第三新東京市の戦闘シーンはとってもかっこいい。使徒のデザインも秀逸でした。

エヴァの解説は、このサイトが一番詳しかったと思います。新劇場版のページもあります。
EVANGELION(新世紀エヴァンゲリオンについての考察、謎解き、解釈)

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2007.07.19

「段ボール肉まん」に納得、それがやらせでまた納得

うーん、北京オリンピックまでにはなんとかしてもらいたいものです。
「段ボール肉まん」はやらせ、中国TVが謝罪(Yahoo!ニュース)

#いや、このニュース自体、意図的な誤報だったりして(汗)。
#もう、何を信じていいのやら。

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2007.02.01

Web Trend Map 2007

世界のWebトレンドを東京メトロの地図にマッピングしたWeb Trend Map 2007が面白いです。
各Webの特徴が、まあまあうまく当てはめられているようです。
Information Architects Japan 》 iA Notebook 》 Web Trend Map 2007 (1)

産経新聞(【知はうごく】「試される文化の奥深さ」著作権攻防(6)-2)によれば、右下のほうにさかさまで入っている東京メトロのマークについて、東京メトロが目くじらを立てているそうです。「削除要請などの対応を検討中」とのこと。
うーん、パロディの範囲だと思いますが。

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2007.01.27

罪を憎んでペコちゃん憎まず-ペコちゃんが新座市の住民に

いい話です。不二家には社内を改めて、子供たちに愛される会社に早く戻ってほしいと思います。
ペコちゃんが埼玉・新座市の特別住民に(nikkansports.com)

この写真、泣けますよ。
全国のペコちゃんの夢を奪った責任は重大(livedoor news)

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2007.01.24

携帯「0円でも売れない」など気になる日経BN記事

「0円でも売れない」携帯電話の番号継続制度、“宴の後”に在庫の山
【第5回】ソフトバンクが携帯市場に仕掛けた「時限爆弾」大手販売代理店を「中抜き」、「販売奨励金制度」にも挑戦
誰もがケータイ持っている状況に近づいていますが、こんな中の販売奨励金制度は限界に見えます。ソフトバンクの奨励金廃止パターン(携帯電話割賦販売)のほうが的を射ているように思います。
話題のSIMロック解除(ある技術基準を満たしていれば、SIMカードを差し替えることで1台のケータイがどの通信会社でも使える)にも近づくような気がします。
GPSなど、便利そうな機能がそろそろ一通り備わってきたようですし。

(私のように)壊れない限り機種変更をしない人間からも、高い通話料金という形で新機種の代金をとられ続けるのは納得いかないですね。

2007年を斬る: それでもシステムは止まる! 情報インフラの“パンク年”に再考したい「情報責任」の大切さ
「コンピューター産業の雄、米IBMが最大手の座から転落したのである。」これは知りませんでした。大鑑巨砲主義のホストコンピュータ、ソフト、端末などまですべてIBMでまかなうという丸抱えシステムは高額だし柔軟性に欠けるところはありましたが、任せておけばきっちり動く世界でした。だから、IBMのシステムからから学ぶことは多かったように思います(たとえ他企業が導入したものでも)。
その参照モデルが縮小するというのは、世界のシステム開発にとって残念なことかも知れません。
といって、IBMを支援せい、ということではないですが。

オープンシステムっていう名前はよさそうだし、うまくいけば安く構築はできますが、メーカーが違うとうまくつながらない機械があったり、走るはずのソフトが相性悪くて動かなかったり、OSのバージョンアップをしたら動かなくなったりとかしますものね。

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記事:温暖化進むと今世紀末に6・3度上昇も

地球の大きな気候の変動の中では、温暖化は気にするに値しない、という人もいるようですが、エネルギーをより少なく使うといった環境保護のための技術は、進化させておいたほうがよいように思います。
今世紀末に6・3度上昇も(日刊スポーツ)

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2006.11.14

茨城県で一番多い犬は「コロ」、種類は雑種

茨城県で、犬の名前と種類の調査が行なわれました。こうした調査はあまり例がないとのこと。
その結果、名前が多い順に、コロ、チビ、モモ、ラッキーの順だったそうです。

県内犬の名前 最多は「コロ」(NHK茨城県のニュース)←NHKのHPの仕様で、記事が見えなくなりました。

もったいないので、消える前の記事を載せてみます。

茨城県内でペットとして飼われている犬の名前と種類について茨城県自然博物館が調査したところもっとも多かった名前は「コロ」で犬の種類はおよそ半分が雑種であることがわかりました。
 この調査はことしの干支がいぬであることから坂東市の茨城県自然博物館が行ったもので、水戸市、土浦市など県内の4市で無作為に抽出した3400匹余りの犬を対象に名前と種類を調べました。
 それによりますと、この調査で
もっとも多かった名前は「コロ」で80匹、
次いで2位は「チビ」で79匹、
3位は「モモ」で71匹、
4位は「ラッキー」で65匹でした。
 また、犬の種類については
もっとも多かったのは「雑種」で1673匹と全体のおよそ半分を占め、
次いで2位は「ミニチュア・ダックスフンド」で289匹、
3位は「しば犬」で234匹、
4位は「ラブラドール・レトリーバー」で155匹でした。
 茨城県自然博物館は「犬の名前の体系的な調査はあまり例がなく珍しい調査ではないか」と話しています。

うちもコロ(1位)という雑種(1位)の犬を飼ってたことがありますから、どんぴしゃですねー(笑)。

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