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2012.12.26

冨田勲+初音ミク「イーハトーヴ交響曲」が早くもCD化(2013/1/23)

音楽会の大御所、冨田勲さんがプリマドンナに初音ミクを迎えて東京オペラシティコンサートホールで演奏された「イーハトーヴ交響曲」が、さっそくCD化されます。
冨田さんは世界で知られるシンセサイザー奏者であり、大河ドラマからきょうの料理まで幅広い作曲活動をしています。
イーハトーヴ交響曲 [Hybrid SACD](amazon)

初音ミクをフィーチャーした冨田 勲の「イーハトーヴ交響曲」が早くもCD化!(CDJournal)

このコンサートの様子はニコニコ動画で生中継され、アーカイブも上がっています。ただ、画質・音質があまり良くないのと、途中が欠落したりプツプツ切れてしまっているのが残念です。
冨田勲「イーハトーヴ交響曲」世界初演 生中継! feat.初音ミク(ニコニコ動画)

ミクさんが登場するシーンは3分の1くらいといったところでしょうか。
開始後19分ほどから始まる曲(おそらく「5曲目. 銀河鉄道の夜」)はミクの魅力が十分に発揮されている可愛い曲です。最初に聞いたときは涙が出そうでした。オーケストラをバックに初音ミクが踊り歌う、ウソのようなステージです。
また、8曲目. リボンの騎士(Encore)は、まるで曲がミクのために書かれたかのようにぴったりハマっています。一聴の価値有りです。動画では、ミクがリボンの騎士のひらひら帽子をかぶっています。

ちょっと見には分からないのですが、このステージでは画期的な試みがなされているそうです。
初音ミクは歌と踊りを、リアルタイムでオーケストラに合わせているのです(これまでは、事前に収録したミクの歌に、人間のほうが合わせていた)。 指揮者はイヤフォンをせず、自分のタイミングで棒をふっています。
こうしたトライアルがあったために、ミクが参加した曲が少なかったのかも知れません。ミクの開発元であるクリプトン社の技術陣が頑張ったとのこと。
今後は、ミクが人間に合わせるスタイルのコンサートが少しずつ増えていくのかと思います。

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