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2011.06.15

東京大停電でまた鉄道が止まる?帰宅困難者が発生?

ツイッターの140字ではまとまらなかったので、Blogに書いておきます。

今年以降の夏に心配される東京大停電では、再び電車が止まって帰宅困難者が発生するのではないかと心配しています。
JR東日本はかなり自家発電率が高く電車自体は動けますが、問題はJR・私鉄含め踏切や信号の多くがまだ東電の電気で動いていることです。
大停電(ブラックアウト)直後はおそらく、3.11の震災直後に近い範囲で運休路線が発生すると思われます。停電で電車が動けなくなったり、信号や踏切が停止して安全運行に支障が出るためです。
気温の高い日ほどブラックアウトの確率が高まりますし、発生するのはおそらく13時から15時頃の、気温のピーク時間帯でしょう。例えば外気温35度で停電して電車が止まり、しかも最近の密閉度の高い車内で空調が止まったら、乗客は恐ろしい暑さに見舞われることでしょう。鉄道会社には是非、安全を確保した上でいち早く乗客を外に出す対応を考えておいて欲しいものです。

復旧までの時間は、震災直後ほど長くかからないと思われます。振動による線路設備への影響がないためです。(運悪く大きな余震が重なったら話は別です。)
しかし、信号設備や踏切については、基本的に人の目で点検するようですから、例えば夕方復電したとしても目視確認が終わるまで数時間は待たされそうです。また、一番列車は徐行して踏切を通過するようですので、普段の夕方のような大量輸送が復活するまでには更に時間がかかりそうです。
酷暑の中で駅に押し寄せた大量の乗客をさばくには、やはり夜までかかってしまい、運が悪ければ深夜に及んで再び帰宅困難者が発生するのではないかと危惧します。

最近では、帰宅困難な事態が発生したら無理に徒歩で帰らず、オフィスにとどまったほうが良い、といった内容のTV番組がいくつか放送されています。
東京周辺にあるオフィスでは、社員の安全や健康を確保するために、非常食や水、保冷剤などの物資を施設内に準備しておくといった対応をしたほうがよいように思います。

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