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2008.09.20

マクロスF第24話、最終決戦でアルト散る?

マクロスF(フロンティア)#24「ラスト・フロンティア」感想。忘我のランカは罪悪感からグレイスのいいなりになってバジュラの星を守ろうとする。アルト、ランカが伸ばした指先で撃墜される。ランカは「私、伝えたいことがあるの」と言っていたはず。早く目覚めてそれを思い出して欲しい。犠牲が大きくなる前に。


・惑星ガリア4の草原で、母ランシェ・メイ(蘭雪 美)、兄ブレラと共にいるランカ・リー。兄ブレラのハーモニカに合わせて「アイモ」を歌っていると、大量のバジュラがフォールドアウトしてくる。ランカの歌がバジュラたちを呼んでしまったらしい。フォールドアウトしてくるバジュラが多すぎて恐ろしい。さすがCG。幼いランカはかなり可愛い。
・記憶を取り戻したランカは、罪悪感にさいなまれる。
・それをつぐなうためには、心と身体を開いて、すべてをさらけだせ、とグレイス・オコナー。

・第3話「オン・ユア・マークス」で、怪我をした義兄・オズマの姿を見て半狂乱のランカが「お兄ちゃん、私あのことちゃんと内緒にしてるよー」と叫んでいましたが、これはホントは兄・ブレラとの約束だったのですね。

・2040年に初遭遇が報告され、2048年(今から11年前)に第117調査船団はバジュラの捕獲に成功し、研究を始めた。その研究者の中に、あのグレイスもいた。団長はドクター・マオ・ノーム。プロトカルチャー研究の第1人者であり、映画「鳥の人」でランカが演じた人。
・第117調査船団に残っていた医療記録によれば、ランシェ・メイは最初のV型感染症の患者だった。ランカは、母体が感染していることに気づかぬまま、妊娠・出産されたらしい。それがランカの力の原因だろう。
・更に、見つかったグレイスの論文の草稿は「フォールドクォーツとインプラント技術による超時空ネットワークの可能性について」。それに基づいて、銀河規模の、完全リアルタイム・インプラントネットワークの概念図が再現される。フォールドクォーツをインプラントのコアとして使用すれば、銀河の端と端でも、理論上タイムラグは発生しない。
・これが実現すれば、銀河規模の超並列思考ネットワークが実現できる。でも、他人に思考が筒抜けになる。
・完全な並列思考ではなく、結節点となるターミナルには他の端末に対する優位性がある。それを更に集約すれば、最終的には中央の1点(Root NODE SPR.CORE)が他に対する完全な上位存在となる。銀河を支配することができる。これが落とし穴。
・しかし、全人類をインプラント化するのは無理。その対策としてのバジュラであることに、ジェフリー・ワイルダー艦長は気づく。逆らうものには死を、受け入れるものには隷属を。フォールド断層を軽々と越え、反応弾まで無効化する存在となったバジュラ。人類に対抗する手段はない。そして、その鍵となるのは、バジュラと唯一コミュニケーションの手段を持つ人間、ランカ。
・SMSは新統合政府に、判明した事実を送信した。でも、通信のラグと議会決議とがあり、絶対に戦いには間に合わない。「我々がやるしかない。ついてきてくれるかね、モニカ君」「はい」肩に乗せられた艦長の手に、自分の手を添えるモニカ・ラング。やっと素直に思いを表しましたね、モニカ・ラング君。そして、その想いに気づいていましたね、艦長。

・ドクター・マオには孫がいた。第117調査船団を漂っていた、母に抱かれた孫の写真に「Your Grand Daughter, Sheryl」と書かれていた。やはりシェリル・ノームはマオ・ノームの孫だった。そして、マオのイヤリングはシェリルに贈られた。あのフォールドストーンのイヤリング。
・たとえ宇宙に出てきても、人の営みは変わらない。愛し結ばれ、子供を産み、そして歌や文化が受け継がれていく。想いはめぐり、そして伝わる。それが生きるということだろう、そんな当たり前のことが。超時空ネットワークは余計なお世話だ。だからSMSは戦いに赴く。

・つまり、フロンティアは、とうてい勝てない戦に陥れられたということ。勝てる鍵を握っているのはランカだけ。
・オズマ、キャサリン、カナリアが調査した第117調査船団の旗艦の残骸は、ガリア4でバジュラ空母艦によってばらばらにされていたような。それとも、別の船があったのかなぁ。


・グレイスによって、ランカを介したバジュラネットワークの量子プロトコル解析が進められる。バジュラ同士の通信を傍受してもどうしても解析できなかったプロトコルが、1度ヒトの意識を介するだけで、簡単に解析可能になった。

・「ランシェ、ドクター・マオ、もうすぐよ。お前たちの血が互いを傷つけ殺し合いを始める。そしてその時こそ、私の正しさが証明される。人類はプロトカルチャーを越える」byグレイス。ランシェの娘のランカと、マオの孫のシェリルが戦うということ。


(公式サイトのストーリーリスト 第24話)
・マクロスフロンティアの最後の作戦は、数万のバジュラたちが敷く包囲網を突破、中枢である女王を倒し、アイランド1を降下させ、バジュラ母星「最後のフロンティア」を人類の星とすること

・「人はひとりじゃ飛べない、飛んじゃいけない。それが分かったから」「やっと気づいたの? ホントに鈍いんだから」「返す言葉もないよ」「じゃあもういいわね、恋人ごっこはここまでにしましょ」と言いつつ、アルトにキスをするシェリル。
「ランカちゃんを助けなさい、それができたら、続きを聞いてあげる。必ず帰ってくるのよ、いいわねアルト。覚えておきなさい、こんないい女めったにいないんだからね。」
おそらく、全力で歌った後に死んでしまうかも知れない自分に想いを残さないよう、「恋人ごっこ」と言ったのでしょう。そして、イヤリングも自分の形見としてアルトに。
・確かにいい女だよなぁ。やはり死んでしまうんだろうか。

・「もうすぐあなたに会える。フォールドの波は因果律と時を越える」SMSオーナー・リチャード・ビルラーが会いたい人とは、過去の人? リン・ミンメイとか? ドクター・マオ・ノームとか? あるいは個人的な思い出の人?
・クラン・クランは、ミハエル・ブランの形見のメガネを手に。
・ルカ・アンジェローニは松浦ナナセが眠り続けるベッドの横で。
・誰もが、それぞれの想いを新たにし、戦いに臨む。
・シェリルはステージに向かって飛ぶ。かっこいい。命をかけて歌うは「射手座☆午後九時Don't be late」。最終決戦が始まる。やっぱりこの曲は戦いにばっちり合いますねー。


・バジュラたちの展開速度は通常の3分の1以下、連携は認められない。シェリルの歌はバジュラに効いているようだ。MDE弾(ディメンションカッター)で空間ごとバジュラを吹き飛ばす。
・ルカもがんばる。3機のゴーストでバジュラを追い込んだ後砲撃している模様。
・アルトも活躍するが、VF-171EXを「間に合わせの機体」と感じている。
・バジュラたちが分断されていく。アイランド1の降下が始まる。

・対して、ランカの歌が戦場に流れる。それが「愛おぼえていますか」とは。第1次星間戦争(初代映画版)で人類を救ったリン・ミンメイの歌が、今度は人類に敵対するとは。「星の守り手に、これ以上ふさわしい歌はないわね」byグレイス。巨大ランカの映像は、マクロス・プラスのシャロン・アップルやエヴァンゲリオンの綾波レイを思い出させます。「愛おぼ」はプロトカルチャーの歌がもとになっていますから、そんじょそこらの歴史の歌ではない。
・ランカの歌はフォールド波に干渉し、バジュラ軍は戦力増大。バジュラのネットワークがランカの歌を増幅している。シェリルも歌い続けているが、その歌は聞こえてこない。次々に堕ちていくVF-171、171EX、そして複数のアイランド、戦艦アスカ。
・巨大ランカの足元、バジュラ軍の中をなぜか何事もなく航行する戦艦はマクロスギャラクシー軍のカイトスやダルフィムにそっくり。そしてグレイスが遠隔操縦していると思われるVF-27。
・量子プロトコルを解析し終えたと思われるグレイスが叫ぶ。「おまえたちの鍵は私の手の中に。もう女王の座は私のもの、さあ、道を開けなさい」 バジュラクイーンへの道が開く。

「おまえはどうして、なんでオレたちを滅ぼそうとする!? ランカー!」byアルト。シェリルからもらったイヤリングを通してか、アルトにイメージが伝わる。見たことのない戦艦(マクロス21 バトルギャラクシーか?)と、囚われたランカ・リーの姿。
・ランカの兄ブレラが操るVF-27とアルトのVF-171EXとの戦いになる。アルト劣勢。チューンアップされているとはいえ、実用機をざっと数えただけでも4世代前の機体だし。(VF-27>VF-25>VF-21>VF-19>VF-17)
「オレの妹から離れろ」「妹だと!? どうしてランカにあんな真似を?」「これがオレたち兄妹の使命だ。バジュラの暮らす星を侵略者から守ることが」「侵略者、違うオレたちは」「襲ってきたのは貴様らだろうが」「先にテリトリーに侵入してきたのはおまえたちだ。散れ、銀河の果てへ!」
・「サジタリウス1、被弾!」 アルト機、ランカが伸ばした指先で爆発。


・「サジタリウス」とは射手座のことですね。「射手座☆午後九時Don't be late」つながり。
・アルト、どうなった?
・もしかして、ブレラにはやられた、と思わせておいて、何か画策している? 惑星への進入方法とか、ランカを助ける方法とか。
・ブレラは、フロンティアが先に、バジュラのテリトリーに侵入してきたという。やはり、グレイスたちギャラクシーご一行様が何かをしくんだとしか思えない。テリトリーにおとりを突入させ、わざとフロンティア方面へ敗走させたとか。

・やはりジェットコースター的展開。もうちょっとゆっくりでも良かったような。

・台風13号がにくらしい。銀河中心方面バジュラ本星での戦いのクライマックスに「千葉中央 大雨洪水警報、千葉 山武・長生 大雨洪水警報」という地球の気象情報のテロップが(笑)。録画はしたけれど、天気の神様がDVD(またはブルーレイ)を買いなさい、と言っているのだろうか。


最終話を前に、まだ解けていない謎
・シェリル・ノームにはちゃんとお母さんがいたのに、なぜみなしごになってしまい、なぜV型感染症にかかってしまったのか。(すべてグレイスのしくんだ罠だったりしたら恐ろしい。)
・結局、グレイス・オコナーがしたかったこととは、銀河の掌握だったのか。バジュラの女王の地位を奪い取り、フォールド通信網をコントロールするとともに、バジュラを使った恐怖政治を始めることか。
・グレイスはどうやってフロンティアにバジュラを誘導したのか。
・そして、SMSオーナー リチャード・ビルラーの目的とは。誰に会いたいのか。
・オズマ・リーはなぜ軍籍を剥奪されたのか。(11年前のバジュラ遭遇事件で、命令を無視してランカを助けたから、とか?)
・SMSとは何の略?

・「アイモ」はどこからきた歌なのか。ランシェによれば、地球の歌ではないとのことだが。バジュラのフォールド通信網でランシェが傍受していたりして。
・19話でランカの母ランシェがランカに話していた、ママが仕事から帰ってこない寂しさをまぎらす「いい方法」とは、なんだったのか。(ランカはすでにV型ウイルスを体内に宿していただろうから、更にその次の手段?)
・ランシェ・メイが、そしてランカ・リーが「伝えたいこと」とは何か。ランカはどうやって伝えるのか。戦いを治めることができるのか。そしてランカが人類側に戻ることができるのか。これだけ裏切り者扱いされて。ランカ・リーの歌「星間飛行」の「悲劇だってかまわない/あなたと生きたい」というフレーズが気にかかる。戦闘が終わった後で、ランカとアルトは、バジュラたちを引き連れて人類の手の届かない場所へフォールドして去る、といったエンディングだとちと悲しい。
・結局バジュラはどうやって誕生したのか。フォールドの能力が高い以上、プロトカルチャーに由来するものではなさそうだが。

・早乙女アルトは生きているのか。


(公式サイトのストーリーリスト 最新話分)

バジュラたちとの決死の攻防を繰り返すクォーター。
しかしバジュラを操る新たな存在が現れ、
フロンティアの居住区アイランドワンは危機に瀕する。
敵母艦に向かうバトルフロンティア。
その時、戦艦のステージに現れたシルエットがあった・・・

それは命のきらめき。アルトの夢が、シェリルの想いが、ランカの歌が空を駆ける。次回「アナタノオト」。

次回は1時間スペシャル? とか思いましたが、残念ながらフツーの30分だそうです。
次回予告は、初代マクロスTV版のような、アルバムをめくる実写の映像でしたね。主役機の模型も置いてあって。
模型はおそらくバンダイから発売されたばかりの「マクロスF(フロンティア) 1/72 VF-25F メサイアバルキリー アルト機」。ガンポッドの下に個性的な形をした補助部品(No.J1)が見えます。

バジュラを操る新たな存在とは、きっとグレイスとか、ギャラクシーの戦艦とかだろうな。ひどいなぁ。
「戦艦のステージに現れたシルエット」とは誰? (どちら側の戦艦か、書いていないのがミソ。) ランカが、戦いを止めるために現れる、だったらいいなあ。
あと1回しかないのが大変残念。

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