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2008.09.06

マクロスF第22話、アルトはシェリルのために道を選ぶ

マクロスF(フロンティア)#22「ノーザン・クロス」感想。アルトはSMSと袂を分かつ。大切に思う女性のために。そしてとうとうランカはバジュラの母星にたどり着く。


・キノコ野郎レオン・三島が、下院本会議でフロンティア第5代大統領に選出される。しかし、バジュラとの戦闘で破壊し尽くされたため、根本的な解決策がない限りフロンティアの寿命はわずか3ヶ月。「それだけあれば十分だ」というレオンはこの上何を画策しているのか。このあたりが潮時と言うが。

・SMSと新統合軍は、半径100Km圏内のフォールド波を封じてバジュラと戦う。新型弾頭MDE弾とVF-171EX(重量子反応砲も搭載か)の情報を、他の場所にいる個体に知られないため。バジュラどうしがフォールド波で通信してしまうと、他のバジュラが進化してこれらの武器への耐性を身に着けてしまう可能性がある。MDE弾は、バジュラの死骸から抽出したフォールド鉱石の微粒子を使用している。VF-171EXは急造なのか、不恰好ですね。でも、その不恰好さがちょっとリアル。

・バジュラ「愛KUN」を逃がすために旅立ったランカは、ルカや三島大統領に裏切り者扱いされている。彼女はかなり記憶を取り戻していて、11年前の真実を確かめに行くとも言っている。ランカはバジュラとの戦いを止めるために出発したかも知れないのに、裏切り者扱いは可愛そう。

・ボビー・マルゴがオズマ・リーとキャサリン・グラスを見つけた場所は、空気浄化装置が働いていないのか、空気がよどんでいました。こういうことがだんだん重なって、マクロスフロンティアが寿命を迎えてしまうのでしょう。それにしても、オズマだけでなく恋敵のキャシーにも抱きつくボビー姉さんは優しい。

・またもや唐突に新曲「妖精」を発表するマクロスはすごい。OST2「娘トラ。」に全部収録できるんかいな。
・シェリルは10年前にV型感染症に罹患し、ずっとキャリアとして過ごしてきた。V型感染症はバジュラの体液中の細菌に感染することで発症する。血液・体液感染型なので、罹患率は低いし、ごく初期ならばバジュラから作られる血清で治療できる。だが、その時期を過ぎると細菌が脳に定着し、ある種の毒素を作り始める。そうなったらもう手の施しようがない。でも、その状態になったからこそ、シェリルの声は微弱なフォールド波を発するようになった。ランカ・リーほど強力ではないが、フォールドクォーツでできたイヤリングが増幅したらしい。
・ランカの力の由来は不明。ただ、シェリルにも同じことができる。
・こんな感染症にどうしてシェリルはかかってしまったのか。やはりみなし児だったシェリルを使った、グレイスによる人体実験の結果か。

・早乙女アルトは、シェリルの病気の真実をクラン・クランから聞いたらしい。「私にはもう歌しかないの。それだけが私の生きた証なのよ。でも、怖いの、怖くてさみしくて」「オレがいてやる。おまえが歌うなら、その最後の瞬間までオレはおまえのそばにいる」「アルト、私に勇気をちょうだい。ずっと歌い続ける勇気を」。
アルトはいったいどんな勇気をシェリルにあげたんだ? ちっくしょー(笑)。

・シェリル:「子守唄が聞こえる」(どこかの宇宙空間でブレラ・スターンがハーモニカで「アイモ」を吹いていて、ランカがそれを聞いている)
・ランカ:「なんかね、すごくうれしくて、でも切なくて、そんな気持ちになっただけ」
これは、シェリルとランカがフォールド波で通信してしまったと言えるでしょう。

・SMSは解体され、新統合軍に編入されることになる。おそらくレオンの策略。
・レオンが前グラス大統領を暗殺した事実を知るSMSでは「本当の敵を見極めるため」に
艦長以下7割のメンバーが独立部隊「海賊(笑)」となってフロンティアを離れる。これもレオンの予想の範囲内。新統合軍第4中隊がマクロス25を追う。中にはIFF上EYRR-1改めSKULL-4アルト機(間に合わせ改造機ことVF-171EX)、EYRR-2改めSKULL-3ルカ機(RVF-171の白バージョン?)も。(IFF:敵味方識別装置(Identification Friend or Foe)) IFFでSMSのシグナルを出すということは、最初は「私たちは味方です」と言っているのと同じ。
・「何でだよ、どうしてあんたは!?」「相変わらず融通のきかん奴め。だから巻き込めないんだよ、お前は。」ということは、最初からオズマたちはアルトやルカに真実を明かして離反に誘ったわけではないのかも知れない。若い人を巻き込むのは得策ではないと考えたかも知れません。
・オズマ:「オレの大事な女を守るためには、これがベストなやり方なのさ」、アルト:「それが大人の言うことかよー!」「悪いが、俺は大人じゃなくて男なんだよ!」
・アルトもルカも、ある意味大事な女性を守るためにフロンティアに残ることを選択したと言える。
・「おまえこそ、ただ流されてるんじゃないのか。状況に、その時々の感情に。早乙女アルト、おまえの翼はなんのためにある? おまえはどこへ行く?」
・マクロスプラスのイサムとガルドのごとく、衝突するかと思われるぎりぎりですれ違うオズマ機とアルト機。VF-25メサイアより性能の劣るVF-171EXに乗るアルトが、オズマから「腕を上げたな」と言われるということは、よっぽどうまくなっているということなのでしょう。
・アルトが、シェリルのためもあってフロンティアに残ったけれど、彼がただ流されているだけだとは思いたくない。クランが、相手が死んでしまう前に伝えるべきこと、やるべきことがある、もっと早く素直になるべき、といった話をアルトにしたのでしょう。でも、もう少しアルトの言動に成長が見られたらいいと思う。あと3話でどうなるでしょうか。次回は最後の選択を迫られるようですし。
・クランがフロンティアに残ったのが気になる。戦いを治めるキーマンの一人になるだろうか。あるいは、SMS・マクロス25と連携して工作活動でもするのだろうか。
・そしてマクロス25はどこへ向かってフォールドする? いったんフォールド空間に逃げた後、体勢を立て直すのだろうか。
 ランカの後を追ってバジュラ母星へ?
 後ろで糸を引くマクロスギャラクシーをたたきに行く?
 いずれバトルフロンティアとの一騎打ちになったりするのだろうか。

・ここ数回は歌に「上がりを持ってくる」マクロスF。今日はシェリルが激しく歌う「ノーザン・クロス」に乗せて、同士相撃つ。オズマとアルトがお互いに傷つくのではないかとひやひやしました。
・「銀河の支配者は一人で十分」。レオンとグレイス・オコナーも袂を分かつ。

・やはり、ブレラとランカは、グレイスの策略の上で泳がされていた。グレイスは「私も本当に驚いたわ。彼が使命を忘れてあんな行動(ランカとともに旅に出たこと)に出るなんて」などと三島に言い訳していたけれど。その気になれば強制モードでブレラをコントロールできたはずだから。
・ランカはとうとう愛KUNの仲間のいる母星にたどり着く。でもそこは、グレイスに言わせれば「バジュラの真の女王が住まう星、私たちの宝島」。バジュラ捕まえてフォールドストーン取り放題、ということ? 衛星が3つあって、赤道上に謎の帯と目玉がある、不気味な惑星。大気はありそうだが。

ランカ・リー役の中島愛さんのBlogによれば、22話の感想は、

アルト ・ ・ ・

キミねぇ


だそうな(笑)。

(公式サイトのストーリーリスト 最新話分)

フロンティア船団内の資源はいよいよ窮乏してきた。
食料は配給制になり、酸素は低下しつつあった。
そんな中、アルトはV型感染症をわずらうシェリルに手料理をふるい、
つかのまの安らぎの時を過ごす。
だがその直後、アルトはビルラーと三島から
バジュラの生態とランカの歌の秘密を聞き…

よみがえるランカの記憶、明かされた謎の前に、アルトが下す最後の決断とは。次回「トゥルー・ビギン」。定めの歌、銀河に響け。

・予告の映像ではブレラ機が必死で戦ってましたが、誰と?
・来週、やっとランカの歌とバジュラの秘密が分かるらしい。それを聞いたアルトは最後の決断をする。
・これから3話しかないというのに、タイトルが「本当の始まり」ですよ。この後、急展開で話がまとまるんでしょうか。

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