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2008.08.09

カメラマン1人で800万円分の機材を北京へ

スポーツニッポンのあるカメラマンが北京オリンピックに持ち込む機材は、カメラとレンズだけで約800万円分!
【特別企画】北京五輪開幕直前! プロカメラマンの機材を拝見(デジカメWatch)

EOS-1D Mark III(\354,900) 2台
EOS 30D(\69,800)
EF 16~35mm F2.8 L II USM(\205,300)
EF 24~70mm F2.8 L USM(\196,300)
EF 70~200mm F2.8 L IS USM(\249,800)
EF 400mm F2.8 L IS USM(\1,018,000)
EF 600mm F4 L IS USM(\1,151,400)

Nikon D3(\553,300) 2台
AF-S 14~24mm F2.8 G ED(\228,400)
AF-S 24~70mm F2.8 G ED(\218,400)
AF-S VR ED 70~200mm F2.8 G (IF)(\226,800)
AF-S 400mm F2.8 G ED VR(\1,108,800)
AF-S 600mm F4 G ED VR(\1,192,800)

合計 \7,682,200  (売値は私が今日yodobashi.comで調べたものです。)

これに、「スペアのバッテリーにバッテリーチャージャー、ストロボ(4台)、ストロボ用の単3形乾電池、記録メディア、一脚(2本)のほか、ノートPC、カードリーダー、ノートPC用ACアダプターなど」が加わるそうで、800万円内外ってところでしょうね。
これら重い機材を一人で持っていくのですから、カメラマンがいかに体力勝負かということが分かります。

撮影や通信のノウハウも参考になります。
・キヤノンを屋外競技用、ニコンを屋内競技用とする予定
・最高ISO感度はノイズレベルから、D3でISO3200、EOS-1D Mark IIIでISO2000までとしている
・EOS-1D Mark IIIにはCFとSDHCメモリーカード、D3にはCF2枚を差し込み、バックアップのために同時記録としている
・AFの操作設定は、シャッターボタンの半押しではなく、AF-ONボタン(キヤノン)もしくはAF作動ボタン(ニコン)を使用する通称「親指AF」を使用している
・画質がキヤノン、ニコンともJPEGのLargeとなる。これであれば新聞の一面に大きく掲載しても問題なく使用でできるから ← ほぉー、そのくらいで問題がないんですね。
・ただし、画像をPC に転送したり本社に送信する際のハンドリングを考慮し、圧縮比はキヤノンでレベル4、ニコンでNORMALとやや高めに設定し、ファイルサイズを小さくしている
・カメラの替えのバッテリーは、EOS-1D Mark III、D3とも、各4個ずつしか持っていかない。どちらのカメラもフル充電すると、3日は余裕で持つ

・画像を高速に転送するため、ノートPCについているカードスロットでなく、高速なUSB接続のカードリーダーをノートPCにマジックテープで貼り付けて使用する
・画像の送信手段は、無線LANか携帯電話(現地で使える3Gの通信カード)
・最近のスポーツイベントではたいてい、プレスルームに無線LANによる高速なインターネット接続が用意されているが、締め切りのタイミングは各社で重なっているので、非常に混み合い、速度が低下するそうだ。圧縮率を上げた画像でもうまく送れないときは、とりあえずVGA程度の小さな画像を送ってしまう
・今回のオリンピックでは、社内のシステム管理者が、通信担当エンジニアとして同行する

オリンピックの選手にも、それを伝えるカメラマンにも期待したいですね。

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