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2008.07.26

マクロスフロンティア第16話、ランカの歌はバジュラに効く、そして「フォールドクォーツ」

マクロスF#16「ランカ・アタック」。ランカの歌はバジュラに効果あり。でもそれを確認した黒グレイスはどうしたいのか。ランカの歌の力を目の当たりにしたシェリルはどう思うのか。そして「フォールドクォーツ」とは。


・SMSオーナー、リチャード・ビルラーの夢。「断層で隔てられた銀河を1つにしたいんだよ。」 宇宙を走り回る蒸気機関車が象徴的。「可能なんだよ。われらプロトカルチャーの子供たちにもたらされた福音、バジュラのおかげでね」これまでさんざんフロンティアを苦しめてきたバジュラが福音とまで言われますか。

・ランカ・リーの持っているケータイ君はディスクを食うのか(笑)。回転体というのがちょっと古めかなぁ。miniSDカードみたいなスマートな形じゃないのですね。
・街の大型ディスプレイには、「Ranka Lee First Live!! REVENGE」の文字が。

・やっぱり、ボディーガードという名目でブレラ・スターンが早乙女アルトたちの前に立ちはだかる。腕っ節も操縦技術もアルトはかなわない。「おまえはあの娘にふさわしくない。」
・ブレラはいつもランカの歌を聞いていた。微弱なフォールド波によって聞けていたのでしょう。「突き放す宇宙ではなく、包む宇宙を感じさせる」、「銀河の渦がそのまま形になった」ような歌。どうしてブレラが「アイモ」を知っていたのかは極秘事項、というよりは、ブレラ自身の記憶にもないのでは。そして、個人的なことを話すのをグレイスに止められているとか。


・シェリル・ノームはやっぱり、アルトに会いたくて病院を抜け出し、思い出の場所である宇宙展望台に来たんでしょうね。で、アルトがSMSに連れてきて、そのままマクロスクォーターが出航してしまう。
・アルトの寝台で目覚めたシェリルは、アルトに何かされたのかと思ってアルトを殴る。しまいには蹴りまで出たよ(笑)。CM明けのアルトは、なぜあんなにおどおどしてたんでしょ。やっぱり何かしたのかいな。
・シェリルのイアリングがフォールドクォーツではないかと気づき、シェリルの耳に顔を寄せるアルト、キスされるのではないかと勘違いして緊張するシェリル(笑)。
・「女を連れ込むときはドアにハンカチを挟んでおく約束だろ」byミハエル・ブラン。ふーん、何度もそうやってたんでしょうなぁ、ミシェルは。

・ケーニッヒモンスターで準備をするランカのそばにオズマが。ランカがオズマにヘルメットの振動を通して何か話しましたね。ふた言ぐらいでしたが。ランカが「私あのこと内緒にしてるよ」と言っていた件と関係があるのでしょうか。
・ケーニッヒモンスターから無人で宇宙を飛ぶVF-25Sメサイアに移乗するオズマ・リー。メサイアはある程度のオートパイロットが可能なんでしょうね。
・ネスト番号α1215の割れ目でうごめくバジュラが気持ち悪い。ホントに。虫みたい。人工的な船のほかに、ただの小惑星でもバジュラは増えるんですね。
・VF-27・アンタレス小隊は3機編隊を組んでましたねぇ。ブレラのほかにもパイロットがいるようで。7話でも他に2機出てきましたよね。
・これまでの狙撃でミシェルのスナイパーライフルが反動でぶれたことはなかったのですが、今回はちょいとゆれてましたね。

(公式サイトのストーリーリスト 第16話)ランカの歌う「アイモO.C.」を聞いたバジュラの動きが不規則に。歌の効果が確認される。O.C.ってやっぱりオペレーションカニバル(共食い)? あの平和を祈るような優しい歌アイモがここまでひどく変わるとは。
・ケーニッヒモンスターのそばでバジュラの血が飛び散り、動揺するランカ。「感情指数が(低下した)。やはりまだまだ調教が必要ね」by怖い声のグレイス・オコナー。ランカを「調教」ってどういうことよ。無理やりランカを使おうとしている感じ。
・ケーニッヒモンスターの左横には、ビキニ姿のランカの絵が描かれている?

・「どけ、スカル4」と言ってアルト機の翼をぶち折るブレラ。一応その弾はバジュラを狙撃したものでしたが、やりすぎの感が(アルト機はもう少し後方から撃たれる感じの構図が良かったなぁ。アルト機もランカの乗機の方向へ行こうとしていたわけだし)。ブレラはおそらくランカの兄。本人たちは兄妹関係を意識していないでしょうが、妹の彼氏(未満)であるアルトを、兄のブレラが拒否している構図(笑)。「お前はランカにふさわしくない」と言って。

・伝説のミンメイもバサラ様も古いのか(笑)。
・「いまやあなたは私たちの希望の星、超時空シンデレラ、魅惑のDIVA、ランカちゃんなのよ」byボビー・マルゴ。ここまでの様子を見たシェリルは、自分の歌がバジュラに効かなかったのでグレイスに捨てられた、と感じているでしょうか。これからどうする? 
・結果としてバジュラには勝てたものの、第7話の胸のすくような気持ちのいい戦いではなかったですね。


・オープニング曲は「トライアングラー」のまま変わりませんでしたね。ストーリー上の何かのタイミングを図っているのでしょうか。一方、エンディングは「ノーザンクロス」に。実写映像が使われるとは思いませんでした。やはりMay'nさんなのでしょうね。特にMay'nさんの後ろをVF-25が飛び去るところがちょっとかっこいいかな。このかっこいいアップテンポの曲は、シェリルはまだまだ健在、ということを示しているのでしょう。


・今週のSMSの物損
 VF-25Fメサイア アルト機の右翼先端が焼失。VF-27 アンタレス1 ブレラ・スターン少佐によるバジュラ攻撃の射線上にあったため。


・「フォールドクォーツか。」アルトの独り言。それが、あの輝石の名前か。つまり、フォールドクォーツによって、フォールド断層は乗り越えられるし、フォールド通信が簡単に実現できるということでしょう。確かに、フォールド技術を持っているものの断層を乗り越える技術をもてなかったプロトカルチャーにとっては、50万年の夢と言えるかも。で、そのクォーツがバジュラの体内から取れるのでしょう。
バジュラは単体でフォールドするし、互いの位置をフォールド通信で確認し合う性質を持っているそうなので。(14話でキノコ野郎・三島が言っていた) また、バジュラクイーンの腹の部分にもそれらしい石が見えました。

・グレイスは、フォールドクォーツの大量採取をもくろみ、バジュラに効く歌を探して銀河を旅していたのでしょうか。
・フォールドクォーツをヒトの体内に埋め込めば、好きなところへフォールドできる人間の出来上がり! しかもフォールド断層関係なし。また、フォールド通信を使えば銀河中とリアルタイムな通信ができそう。移動も通信もバジュラのようにできる。サイボーグやインプラントの技術はマクロスフロンティア以外では珍しくないそうなので、フロンティア以外の人類は体内に埋め込めてとても幸せ。フロンティアのアイランド3でカバ牛いっぱい飼ってたように、バジュラファームでも作りますか。ランカの歌をいつも聞かせて、おとなしくさせた状態で

・で、フロンティアの人間はサイボーグとインプラントの技術を持たず自分たちの人体に埋め込むことができないので、ドレイのように働かされたりして。フォールドして逃げることもできないし。それはいやだなぁ。フロンティア人は自由を勝ち取る戦いをしたくなるだろうなぁ。オペレーションカニバルの作戦対象としてフロンティアが選ばれた理由の一つに、「最近では珍しく、インプラントとサイボーグが禁じられていたこと」が挙げられているのでいやな予感が。
・グラス大統領はランカアタックの効果に大喜びですが、素直に喜んでいるだけだと後でグレイス+レオン・三島に足をすくわれそうな。ギャラクシーの持つVF-27の威力やサイボーグ力に圧倒されて、フロンティアはただのバジュラファームにされちゃうかもよ。

でもでも、黒グレイスだからもっと悪どいことを考えていそう。
まだ疑問形ばかりですが、やっと方向性が見えてきたのかなぁ。

上の想像とは矛盾するけれど、ランカの体内にはフォールドクォーツが埋め込まれているのかなぁ。バジュラを研究していた母親ランシェ・メイの手によって。

シェリルはフォールドクォーツのイヤリングをしているけれど、それだけではバジュラに歌が効かなかったということでしょう。シェリルには是非、ヒトのための歌を熱唱し続けて欲しい。


今週のTBSカウントダウンTVでは、「星間飛行」は24位、
ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late」は92位でした。

・次回17話。公式サイトのストーリーリストより。

ガリア4事件で延期になっていたランカのファーストライブ。
オズマはランカに、ライブを絶対に見に行くと約束していた。
しかし、ライブ直前にバジュラが襲来し、オズマは出撃することになってしまう。
オズマはランカの天空門ファーストライブに間に合うのか!・・

「ランカを守る。それが、若き日のオズマが己に課した、ただひとつの誓いだった。次回『グッバイ・シスター』、宿命の歌、銀河に響け。」 「グッバイ」ってどういうことでしょうか。初代マクロス(TV版、映画版とも)で殉職したロイ・フォッカーを思い出させますが。
7月下旬頃の放送分(ちょっとずれたけど)で、オズマに何かが起きる、と、ラジオマクロスFで言われていましたし。
ミシェルに何かからかわれて真っ赤になって怒っていたリトルクランが可愛いのが一服の清涼剤でしょうか(笑)。

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マクロスクロニクル創刊!(08/7/24)

マクロスの分冊百科(パートワーク)「マクロスクロニクル」が創刊されました。隔週刊です。
表紙は、リン・ミンメイ、ミレーヌ・ジーナス、ランカ・リーの歌姫そろい踏み(Amazon)(公式ページ)えっと、この時間のAmazonの雑誌部門で2位なんですけど。すごいですねー。

中身は切り取れるようになっていて、メカ、キャラ、テクノロジー、ヒストリーなどの分野に分かれています。取り上げられる作品は、初代TV版から最新作マクロスFまでの11作品。これらがランダムに組み合わされて、毎号が構成されるようです。(1冊まるごとで1つの作品というわけではないです。) 例えば1号は、

Mechanic Sheet:VF-1Jバルキリー、VF-19改エクスカリバー
Character Sheet:リン・ミンメイ、マッシュ(マクロスIIに登場)
Song Sheet:ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late

といった具合です。
ま、長く買わせようという戦略なんでしょうねー。

中のイラストはきれいですし、文章も作品を分かって書いている感じだと思いました。

1号は590円、2号以降は690円。全32Pと薄めだからちと割高感ありなんですけど、でも、そろえないと完成しないのなら、買うしかないですかねー。
小学館に定期購読を頼むことができます。10号ごとの支払いになるとのこと。
何号まで続けるかははっきりとは書いてありません。(うわさでは50号までとのこと。仮に50号まで全部そろえると34,400円ですかぁ。ううむ。ただ、10号単位で定期購読ということは、途中打ち切りもあるのかも知れません。)


1号から10号まで買って応募券を集めるか、小学館での定期購読をすると、ポストカードがプレゼントされるそうです。応募券は裏表紙の角にあって切り取るようになっているので、切り取りたくない方は小学館から購読したほうがよいと思います。(ただし、小学館は11号送付時に同梱ですので、次の10巻も買わないともらえない模様(笑)。)
11号以降も特典が用意される予定とのこと。

紙上限定通販も企画されていて、
・やまと 1/48 VF-1A マックス機(TV版)
・やまと 1/48 VF-1Sストライクバルキリー 一条輝機(ウェザリング仕様)
が載っています。応募券が1号についていて、応募はがきが2号に付くようなので、両方買わないとだめなのかも。限定250個で、抽選になることもあるそうです。(価格はまだ書いてありません(笑)。)

さっき流れたCMでは、迫力あるすばらしいバルキリーのイラストを描く、メカニカルアート担当の天神秀貴さん自らがナレーションしてましたよ(笑)。もともとナレーションのお仕事もされていた、多芸な方なのだそうです。
「宇宙で一番、バルキリーを描いている方」なんだそうで(笑)。納得。(CM30秒バージョン)

ま、クロニクルの値段は気になりますが、私はしばらく買い続けたいと思っています。

参考:インタビュー:アニメ監督・河森正治さん 「マクロスFは七色」 分冊百科も24日創刊

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2008.07.25

マクロスF(フロンティア)第1話ヤックデカルチャーエディションはここが違う(DVD)

やっと発売されました、ディスク版「マクロスF(フロンティア)」第1巻。(金がないのでBlu-ray再生装置が買えず、したがってDVD版で我慢します。いつか金持ちになったらブルーレイ版も追加で買ってやる(笑)。
なお、下記の内容が、ブルーレイ版と違っていたらごめんなさい。)


ヨドバシカメラ新宿西口本店で買ったら、下敷きのようなプレートをもらえました(数量限定だそうで。VF-25Fバージョンもありました)。
Macrossfdvd1←クリックで拡大
右上が特典のプレート「ALL THAT VF」版。左中は「娘々五十周年記念五十枚シール その一」。50枚という枚数もすごいですが、50枚の柄が全部違います(笑)。16Pのブックレット付き。


ディスクの本編は第1話「クロース・エンカウンター Yack Deculture edition」(32分)。2007年12月放送のスペシャル版「デカルチャーエディション」(以下DE、27分)に、2008年4月本放送のTV版(24分)の新カットを加え、更に少し追加されている感じです。その違いを中心に書いてみます。
ヤックデカルチャーとは、ゼントラーディ語で「とても信じられない」といった意味です。
以下、ネタばれがあるので、初見感を大事にする方は読まないほうがいいかも知れません。


・最初の映像は一面の銀河。誰か男性の声で「ヤック・デカルチャー」。(きっとナレーションの大川透さんの声)

・美星学園屋上でEXギアを背負った早乙女アルトたちの映像はスペシャル版通り。アイランド1の中を飛ぶアルトが展望台に近づきすぎて警告を受け「空が低い」と言った(DE)後にアイランド1の外観が映って、追加されたオープニングテーマ曲「トライアングラー」へ(DE,TV版とも違っていました)。
・オープニング後は、ミハエル・ブランの、バックステージのナンパシーン(TV)へと続く。

・あぁ、惜しいなぁ。空母からのVF-171の発進シーンは、基本がTV版で、BGMはDEのようなシェリルの「射手座☆午後九時Don't be late」ではありませんでした。でも、こうでないとシェリルをお姫様だっこしてアルトが飛ぶシーンにつながりにくいともいえます。BGMはクラシック調ですがTV版ともちと違う。
・あれれ、ランカの中継映像が流れるシーンの誤植「FRONTIRE MUSIC CHANEL」が直ってませんでした(ホントはFRONTIER MUSIC CHANNEL)。第14話で再びこのシーンが使われたときは直ってたのですが。ディスクに焼きこまれちゃいましたねー。

・エンディングテーマ曲はTV版と同じ「ダイアモンド クレバス」。背景の映像は先行版のデカルチャーエディションのような、動画が止め絵になってパステル調に変化する映像で、少しコマが増えていたようでした。


追加のカットは少ないのですが、スペシャル版(DE)、TV版を自分の頭の中で合成しなくていいのは楽ですね(笑)。この1作が、河森総監督の見せたかった、TVには収まらない第一話。

オーディオコメンタリーもついてまして、中村悠一(アルト役)×中島愛(ランカ役)×河森正治(総監督)の各氏。映像の進行具合とはあんまり関係なく(笑)、第1話が3バージョン存在することになった理由とか、スペシャル版(DE)のねらいとか、中島さんや中村さんのオーディション裏話とか、オープニング曲「トライアングラー」はそもそもデカルチャーエディション放送時にはなかったとか、誕生の経緯とか、今後、ランカは歌だけでなく○○○も取り入れるかも知れない(ナイショ)、とか、ラストシーンはガウォークで決めたかったとか、マクロスFを更に楽しめるような内容でした。
中島愛さんが宇宙戦闘シーンを見ながら「こんなアニメ見たことないですよ。きれいで速くて」と言っていたのが印象的でした。私もそう思う。

私が書いた、
第1話「クロース・エンカウンター」(Deculture Edition)の感想
第1話「クロース・エンカウンター」(TV版)の感想

Allthatvf
特典映像としてネット見られるのは、「ALL THAT VF Variable Fighter MACROSS 25th ANNIVERSARY AIR SHOW -Version F-」。マクロス25周年を記念したエアーショウという設定のCGです。2分7秒と短いのですが、びっくりするくらいかっこよくてきれい。YF-19や21といったなつかしのVFや、ケーニッヒモンスターなども登場。リアルのエアーショウでは絶対見られないガウォーク形態やバトロイド形態にも変形して、(短いですが)さすがと思わせるようなシーンを見せてくれます。最後には、驚きの塗装のVF-25が。模型欲しい。

マクロスFファンにとって、お買い得の1枚だと思います。

DVDマクロスF(フロンティア) 1 7/25発売。Blu-rayはこちら ブルーレイは地デジよりも更にきれいなんだそうです。すごい。

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誕生日なのに夕食は吉野家

誕生日だってのに、夕食は吉野家で並、味噌汁ですよ。
Birthday_yoshigyuしかも終電だし。
200人弱の会社全体で、私の残業はダントツトップ。
今月は、勤務時間合計が300時間を越えそうだし、残業時間は「過労の目安」とされる120時間に達しそうです。

で、社業が調子悪くてボーナスはとっても減ったしね。

ま、所詮はこんな人生ですわ(笑)。トホホのホ。

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2008.07.19

マクロスフロンティア第15話、ダークサイドは何を画策している?

マクロスF#15「ロスト・ピース」。失われたのは、断片(piece)であり、平和(peace)でもある。
断片とはきっとシェリル・ノーム。かわいそうなシェリル。でも、強い子だから切り抜けると信じたい。
中締め総集編の様相ながら、グレイス・オコナーたちダークサイド勢力がどのように暗躍してきたかが分かる回です。新しい魅力的な映像もたくさん。(ま、初代TV版のときも中締め総集編はありましたから、その頃からのファンは慣れてます(笑)。)
なんたって素敵な歌が満載。新バージョンも。


・オープニング直後に流れたVF-25アクロバット飛行の映像は、DVDブルーレイ第1巻予約特典としてネットで見られる「ALL THAT VF」でしょう。えっと、DVDはやっぱり買いか。(第1話の別バージョンも収録されてるし。金がないのでブルーレイ再生機が買えないからDVDで我慢) 大気中で気持ちよく飛ぶVF-25メサイアたち。一番操縦が難しいのは、ドーム型アンテナを載せたルカ・アンジェローニ機でしょうね。

・ランカとアルトが検査入院中にじゃれている様子を宇宙から監視していたブレラ・スターンが一言「ふん、バカな奴」。(笑) 妹を見つめるような、ちょっと慈愛に満ちた瞳。てか、アルトの検査着の下はどうなってんだ?
・バジュラの大群との戦いの結果、アイランド15は現状のまま凍結。アイランド14は再利用可能な資源を抽出後廃棄。アイランド1もかなりの被害。海の中に汚染ろ過プラントが設置されていた模様。街なかにも「第2次資源統制モード」「節約第一」の表示が。でも、旅はとてもとても長いから、途中でよさげな惑星や小惑星を見つけたら、鉱物や酸素、水などを補給してるんじゃないかな。
・勢力図を見ると、フロンティアはバジュラにすっかり囲まれているよう。

・グレイス・オコナーは、ギャラクシーの生き残りのパイロット ブレラ・スターン少佐に助けられたことにして、シェリルやみんなの前に姿を現した。でも、今までフロンティアの周りをブレラ機がうろうろしていたことを、キャシーやオズマはいぶかしがっている。
・グレイスはシェリルの血液をさりげなくすりかえる。よっぽど検出されて困るようなものをシェリルに飲ませてるんだろうな。13話でミシェルが拾った薬「639 WITCH CRAFT」とは何なのだろう。
・ミニクランに看病されるミシェルが笑える。食べさせられているのは大量のすりりんごらしい(笑)。なぜりんごのゼントラ盛り?
・先週機体に損傷を受けたルカは出ないのか? 大丈夫?

・CM前のアイキャッチが、娘娘CMのランカ・リーバージョンときましたか。シビアなストーリーの中で一服の清涼剤。

・アルトが見舞いに訪れたと知ってあわてて髪形を直すシェリル。女の子らしい様子ですね。
・アルトの他に、恋敵のランカが一緒に来たと知っても、いやな顔を見せないシェリルは優しい人。
(公式サイトのストーリーリスト 第15話) 病院内でWhat'bout my star?@Formoが流れる。アルト:「これってまさか」、シェリル:「あたしたちのデートのときの!」 ♪スウィングしてKISS! (KISS! KISS!)の歌詞と同時に、シェリルとアルトのキスシーンの回想が重なる。うまい絵コンテですねー。今回のコンテは河森総監督自身。 

・2人の美女から、助けてくれて「ありがとう」と感謝されるアルト。シェリルお得意の「こんなことめったにないんだからね」という枕ことばもなし。歌で迫られるし、攻められるし。うらやましいですなぁ。おろおろするばかりのアルトが情けない。女の子に対してオクテなのは何か理由があるんだろうか。これがアルトじゃなくてミシェルだったら両方と付き合っちゃうよね。
・シェリルとランカが、何かをアルトに言うたびに、相手方が落ち込んだり暗くなったりむくれたりするのが面白い。
・2人のしぐさが歌詞とうまく連動しているのも憎い演出。
 「Darlin' 近づいて 服従?/NO YOU, NO LIFE ナンツッテ もう絶対!/need your heart & need your love/You're so happy で kiss」byシェリル(最後の行はCDの歌詞カードと違うので聞き書き)
 「Wonderful! Charming you!/GETしたいから ラララ/We'll sing around the world」byランカ
・アルトの右の瞳にランカが、左にシェリルが映る。
・ランカとシェリルの初のジョイントコンサートがこんな形で実現するとは。OSTの「What'bout my star?@Formo」は、ここまで計算して収録してあったんですねー。すごいことだ。


・グレイスはブレラに「さ、行くわよ、王子様」と声をかける。ランカが「リトルクイーン」と呼ばれていることの流れなのかなぁ。それともブレラにも何か特別な能力があるのだろうか。

・政府が、ランカ・リーのためのプロジェクトチームを編成する。ランカの歌声がバジュラに対する切り札になるかも知れないから。プロジェクトリーダーは、グレイス・オコナー。ボディガードは、ランカの兄と思われるブレラ・スターン。ブレラがいつも護衛することで、アルトとは会いにくくなるでしょうね。というか、アルトとブレラがけんかするだろうなぁ。「いつもいつもオレの邪魔をしやがって!」「おまえはこの娘にふさわしくない」とか言って。

・「マクロスギャラクシーはメインランドもすごい被害を受けて、緊急フォールドでどこかに跳躍したらしいけど、それでも無事ではすまないだろうって」byグレイス。でも、エンディングの映像では、小惑星の影で健在、という感じでしたが。護衛艦たちもきちんと配備されていたし。外見は無事でも、中ではマクロス級4番艦「グローバル」のように中でバジュラが増殖しまくっていたら恐ろしいな。14話で来襲した巨大母艦以上のサイズのバジュラ母艦が出来ちまいそうだ。

・早乙女アルト少尉(准尉から1階級昇進)を呼び出したリチャード・ビルラー氏の私室はワンダーランドですなぁ。男の夢・鉄道模型ですか(メイドさんも男の夢か(笑))。ビルラーさん、第7話では戦闘の様子をフォールド通信で見てましたね。このワンダーランドの映像に重なるエンディングのイントロがまたいい。
・アルトは、SMSのオーナー ミスタービルラーから、どんな話をされるのでしょう。「SMS」が何の略かは一度も語られたことがないので、ここで分かるかな。(まさか、「スピード、ミラクル、スペイシー」(by「SMS小隊の歌~あの娘はエイリアン」)みたいないい加減な単語の略じゃないでしょうね(笑)。)
・いくらビルラーさんが大富豪とはいえ、今までにアルトがなくした機体やオプション品があまりにも多いので怒られたりして(笑)。(VF-25Fメサイアの両腕、右足、そして一度は機体爆発全損、通常型フォールドパックとスーパーパック、新型フォールドパックとスーパーパック(ミシェルのロングレンジパックかも)、アーマードパックの一部をロスト)
・エンディング曲は「ダイアモンド クレバス50/50」。ランカ・リー=中島愛とシェリル・ノームstarring May'n。素敵なデュエットと編曲です。次のOSTには是非収録して欲しい。


では、グレイスたちダークサイドから見たこの物語の前半。

・グレイス・オコナーのふるさととはガリア4に不時着したマクロス型4番艦グローバルか。(もしかして、ランカの母と思われるランシェ・メイとも交流があった?)
・ガリア4における銀河の歌姫と先遣隊の壊滅、憎しみは燃え上がる、はずだった。(でもシェリルは助かってしまった。)
・グレイスの身体の中にはいくつかの意識が共存している。神経細胞のような世界で、それぞれの意識が宝石や記号のような姿として見えている。フォールドリンケージで、プログラム、または意識をダウンロードする。

・インデックス11983E745 オペレーション・カニバルは、コードネーム フェアリー9 固体名シェリル・ノームの銀河横断ツアーという形でスタートした。(カーニバルじゃなさそう。カニバルとは「共食い」ですが)
・先行する18ヶ月の調査で、作戦対象として、第25船団、通称マクロスフロンティアが選定され、ツアーの最終公演となるようスケジューリングされた。主な理由は、環境のゆらぎに弱いバイオプラント船であること、そして、最近では珍しく、インプラントとサイボーグが禁じられていたこと。(なぜこれらが選ばれた理由なのか?)
・さらには、船団の予定進路が、我々の目的に最適だったためである。(つまりは銀河中心方面? あるいは近くにギャラクシーがいること?)
・付帯要素として、11年前に死亡したと考えられていた「コードQ1」がこの船で生存しているらしいという情報も考慮されたが、この時点での優先度は低かった。
・「我々」がバジュラをこの船団に誘導してきた。(なんて迷惑なやつら)
・かくして、バジュラとフロンティアの戦端は開かれた。作戦の目標達成率は72%。主原因は、民間軍事プロバイダ・SMSの軍事力を見誤ったこと、そして、試作戦闘機YF-24をこの船の先端企業LAIが独自に発展開発させたVF-25メサイアの性能情報が不当に低く見積もられていたためだろう。
・でも、最大の誤算は、この時点でコードQ1・ランカ・リーが才能の片鱗を見せたこと。
・バジュラ空母に偵察進入させたブレラ少佐が傍受したシェリルの歌声に混じり、別種のフォールド波成分、あのプロトコルが検出されたとき、運命を感じた。フォールドストリングスに乗って響きあう世界。
・第2次防衛線でQ1の存在は確定、オペレーション・カニバルは大幅な修正を図られることとなったのである。

・プロジェクトフェアリーは失敗と判断。フェアリー9は廃棄。(って、シェリルの声ではバジュラに影響を与えられないということ? 暗殺されちゃったりすると可愛そうだな。そうでなくても、活躍の場が狭まりそう。)
・本プロジェクトはクイーンという駒を得て、新たな段階へと進む。

・リチャード・ビルラーは早乙女アルトを取り込もうとしているのか。
・アルトは事態の推移に深くかかってきたし、これからもかかわるだろう。

・これで舞台も役者もそろった。これが真の始まり。
プロトカルチャー50万年の歴史でさえ成しえなかった、夢への

何かでかいことをしようとしているらしいんだけど、まだ具体的には分からない。フロンティアとバジュラを戦わせて、何を狙う? 生身の身体の人間しかいないフロンティアだからこそできること? V型感染症による占領、とか? 人体を利用したバジュラの繁殖みたいな恐ろしいこと?
グレイスたちの言う「我々」とは、意識だけで存在している、ギャラクシーの中の急進派? それとも、ギャラクシー自体が計画したもの?
再び2007年のランカ・リー役のオーディション時に戻ると、「一途で前向きな少女がシンガーとして成長し、その歌の力で異星と地球の間で起こる争いを沈めていく物語」と言われていました。だから、現在の戦いは、実はギャラクシーの裏にいる異星人との戦い?

グレイスたちの考えと、レオン三島の狙いとは、また違っているような気もします。
謎解きのようでいて、また新しい謎が大量にばらまかれた感じです。

とは? 「みんなひとつだったせかい」ってのがキーワードか。エヴァンゲリオンの人類補完計画や、TV版攻殻機動隊SAC2の100万人規模での電脳世界への逃避に似ているのでしょうか。でも、河森総監督には、個性的で意外な結末を用意していてくれることに期待します。
ともかく「共食い」とはおだやかでない。

「星間飛行」は今週のユニバーサルボード、じゃなくてTBSカウントダウンTVで16位。よくがんばりました。

・次回「ランカ・アタック」。初代マクロスが、歌姫リン・ミンメイを前面に押し出して戦いに勝利したのをモデルにして、ランカの歌を使ってフロンティアを囲んでいるバジュラの大群を突破しようというのだろうか。
・公式サイトによれば、アルトと劣勢のシェリルが次回は接近するらしい。がんばれシェリル。
・ミスタービルラーは、アルトに夢を語るのだとか。
・中締め総集編も終わったし、いよいよ来週には新オープニングとエンディングが公開か。

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ゴキブリにたかられた私は死人同然(笑)

昨夜は午前3時過ぎまで仕事。
たった3時間の睡眠のあと、朝食を食べる元気もなくぼぉっとTVのニュースを見ていたら、左手の指がちくちくする。
ふと見ると、ごきぶりが指にたかっていたよ。
きっと死臭でもしたんでしょう。仕事が忙しすぎて自分でも生きてる感じがしないもん。
7/18時点で勤務時間180時間、月の基準労働時間をもう超えちまった。
3連休も予定を入れられず、1日くらいは仕事です。
あぁ。

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2008.07.12

マクロスフロンティア第14話、「マザーズ・ララバイ」の意味は?

マクロスF#14。ランカ・リーとバジュラクイーンの関係は? 出自の分からない歌「アイモ」が「マザーズ・ララバイ」としたら、ランカ・リーの母ランシェ・メイが歌った子守唄? それともリトルクイーンの母としてバジュラクイーンが聞かせたものか?


・星が食われたひどい惨状。第33先遣隊とシェリルを抹殺し、更にバジュラが増殖していた痕跡をフロンティアに調査されないよう、グレイスがディメンションイーターを起動してしまったのだろう。

・「信じてますよ、ランカさん、今日が、フロンティアの、いや、全銀河の歴史が変わる日になるって。」ベクタープロモーション社長兼マネージャーのエルモ・クリダニクの言葉が、いやな意味で当たってしまう日

・ブリッジオペレーターズが、やっとほっこりしたシーンを見せてくれました。女の子らしく恋の話で盛り上がる。「気づいてないのは艦長だけですって」「私が何に気づいてないって?」。
・「君はいい奥さんになるな」自分で料理したタコさんウインナーを艦長にほめてもらって喜ぶモニカ・ラング。
・しかし、多数のデフォールド反応がブリッジの平穏を切り裂く。テーブルやら食べ物の片づけがちと早すぎ(笑)。

・ルカ・アンジェローニは松浦ナナセに、大事なことを伝えられないまま出陣する。「帰ってきたら、お話したいことがあります。」って、いかにも戦いで何か起きそうな。先週レオン三島と対峙(「キノコ頭対決」)した大人びたルカと違って、今週はやや子供っぽい。もし今のルカがナナセに告白しても、ナナセはいい意味で「もうちょっとしっかりしてくれたらね」って言いそうな感じ。

・ガス型惑星を背景にした、新統合軍+マクロス25の一斉攻撃シーンは大迫力。ビームがきれいにバジュラ軍へ伸びる。いやー、CGっていいですねー。

・アルト機に新型フォールドパックが装着されるシーンは超かっこいい。自動的にパーツがばらける様とか、ドッキング時に微妙に揺れるところとか。うーん、CGで描かれる見事なプロポーション。
・新統合軍のVF-171ナイトメアプラスもがんばってる。VF-171の変形のお披露目ですね。「ダイヤモンドリーダー」と名乗っているということは、マクロス7に登場したのと同じ、ダイヤモンドフォース隊という名前なのでしょうか。ピンポイントバリヤーパンチも7ゆずりか。頭部ユニットには「MACHIDA」の文字が。リーダーの名前でしょうか。

・パイロットのミハエル・ブランは重傷の模様。代わりにミシェル機を操縦する銀河の妖精シェリル・ノーム。チャレンジする姿勢はすばらしい。BGMの「射手座☆午後九時Don't be late」の別バージョンが素敵。しかしバジュラの攻撃6発被弾、爆発。ミシェルとシェリルはEMERGENCY EJECTされる。ルカ機が盾になるが、ガンポッドを弾き飛ばされ護りきれそうにない。「うわぁ、ナナセさん!」 そこへ…。
・ミシェルの青いスーパーパックを装着したアルト機ぎりぎりで到着。バジュラを見事に撃退。ルカ、シェリル、ミシェルを助ける。さすがアルト。(公式サイトのストーリーリスト 第14話)
・ルカ機が初めて変形した姿を見せた。頭部は単なるレーダーのようでのっぺらぼうですね。

・マクロスFが、ストーリー内で初めてシェルダウン。フィールド最大で護る(Dパッシブフィールド?)。しかし、バジュラ母艦の主砲は無常にもシェルを突き抜け、美星学園近くを直撃。人が、車が、街が、暗黒の宇宙に吸い出される。敵主砲が一瞬曲がったのは、シェルの開口部で屈折してしまったのか、あるいは同じ場所を弱点として狙ったバジュラ母艦のひどいやり方か。

・正面に魚鱗の陣を敷く敵軍は単なるおとり。主力部隊はマクロスFの後方にデフォールドした超巨大戦艦。脳すら持たないような下等生物の分際で陽動作戦という狡猾な戦法を使うバジュラ軍。司令を出しているのはバジュラクイーンらしい。
・大統領に反応弾の使用を勧めるレオン三島の含み笑い顔がにくたらしい。

全長400m級のマクロスクォーターの旋回シーンは大迫力。ブリッジ内のスクリーンまでちゃんと再現されてました。
・ランカ救出のため、早乙女アルトにアーマードパックと反応弾の使用が許可される。「アルト、絶対無事に帰ってくるのよ、死なないって約束して」 「ありがとうシェリル。必ずランカを連れて帰ってくる、必ず」。恋敵を救出するために死ぬかも知れない、思い人を見送るシェリル。切ないですなぁ。アーマードVF-25Fの転回シーンはかっこいい。2機並んで飛ぶアーマードも。アルトは腕を上げていた。まだ荒っぽいような気もするけれど。
・アルトが放った直後の反応弾は、微妙に側面からスラスター噴射して方向調整してます。芸が細かいなー。

・ボーイッシュな髪型のララミア・レレニア撃墜される。予告も予感もなくいきなり死が訪れるのが戦争。初代マクロスの柿崎速雄のように。「無事に帰ったら言いたいことがある」と思い人ナナセに言い残して出撃したルカでもなく、コックピットで息子の写真に話しかけるカナリア・ベルシュタインでもなく、殉じたのはララミア。女性ゼントラトリオ・ピクシー小隊が、ペアになってしまった。

・「やめてよ、もう、こんなこと」byランカ・リー。
・一瞬映ったのは、バクテリオファージ(ウイルス)に似た生命体(?)(Wikipedia ファージ)。ファージならDNAを収めているべき頭部に、あの輝石を持っていたよう。ファージはDNAを人間や動物の細胞内に送り込んで繁殖するが、あの輝石生物もそうして繁殖するんだろうか。そうしてバジュラ(バジュラの卵)が量産されていたりしたら恐ろしい。もしランカも感染していたら…。フロンティアでV型感染症と呼ばれていたのがこれだったりして。おとなしい生物ヒュドラが凶暴化したのももしかしたら…。
・「伝えたいの、私たちは、あなたたちに」byランシェ・メイ。ランシェはランカの母と思われたのだが、私たちは、とはどういう意味? ランシェは何者になってしまったのか。ランカの「みんなに伝えたい」という思いはランシェ譲りか。
・ランシェとランカによる「アイモ」のデュエットで混乱するバジュラたち。バジュラクイーンの破壊で、更に敗走を始める。
・バジュラクイーンの破壊とランカの救出は、なんだかんだ言ってアルトとブレラの連携プレー。

・「マクロスギャラクシー アンタレス小隊所属 ブレラ・スターン少佐」と名乗ってしまったブレラ。「これよりフロンティア船団を援護する」。援護に回ってしまうことまで、グレイスの計算のうちなのだろう。でも、フロンティア周辺をうろうろしていたギャラクシーの生き残りのブレラが、なぜ今になって名乗るのかと、アルトたちはいぶかしがることでしょう。准尉であるアルトに比べて少なくとも4階級上ですな。

・「まさかこの娘が、リトルクイーンとは」 新たな発見で、グレイス・オコナーの企みが更に加速しそう。グレイスは生きていた。本体はどこか別のところにいて、操り人形だけが活動している模様。
・バジュラとの戦いを見ながら泣いてしまうランカ。なぜ泣く。
・バジュラ巨大戦艦からランカが見た外の見え方と、ブレラ機からの外の見え方が似ている。フォールド波らしい青い線が時々流れていく。なぜそっくり?


・「伝えたいの、私たちは、あなたたちに」。伝える方法がバジュラを使った戦いなのだろうか。だとしたら随分ひどいやり方だ。
・ランシェとランカが親子だから、アイモは「マザーズ・ララバイ」?
 それとも、バジュラクイーンとリトルクイーンの間の子守唄?
 今回のバジュラクイーンがあっけなく滅んだことから、クイーンはランシェ・メイとイコールではなさそう。フォールド通信波を通じて、どこかにいるランシェがランカに語りかけたのだろうか。

ランシェ・メイ-(おそらく親子)-ランカ・リー
|?  ||(ほぼ確定?)
バジュラクイーン-(関係不明、親子?)-リトルクイーン

・第1世代型マクロス艦「グローバル」がバジュラによって再構成されたのが今回の巨大戦艦。今回はバジュラクイーンの破壊と反応弾、マクロスキャノンによって全滅できたけれど、もし、でかい移民船マクロスギャラクシー全体を材料にした超巨大戦艦が登場したら、フロンティアは大苦戦を強いられそうです。敵艦インフレーションの法則(笑)に従えば、ホントに出てきたりして。


・SMSの今週の物損(分かる範囲で)
 VF-25Gメサイア ミシェル機(爆発全損)
 RVF-25メサイア ルカ機(アンテナ部損傷?) ルカは無事なのか?
 クァドラン・レア ララミア・レレニア機(爆発全損)、パイロットは残念ながら殉職
 VF-25Fメサイア アルト機が装着していた新型フォールドパックとミシェル用青いスーパーパック(ロングレンジパックかも)、艦長の許可で装着したアーマードパック(補助ブースター、肩部・脚部ミサイルポッド)。ガリア4に残してきた従来型フォールドバックとスーパーパック。今週のアルトはオプション装備捨てまくり(笑)。いらなくなったら身軽になりたいんでしょうね。(後で回収したものもあるかも知れません。) 
リアルな戦争ものなので、メカはどうしても犠牲になります。

・SMSの今週の復活
 ルカの操る3機のゴーストのうち、ペテロ。(第7話でバジュラ母艦により破壊)


・今回は、ちょっぴりバンク映像(過去の蓄積映像の使いまわし)が目立ったような。

・「星間飛行」(ランカ・リー=中島愛)は今週9位!(byユニバーサルボード…、ぢゃなくてTBSカウントダウンTV)


・次回「ロスト・ピース」。
・最初の映像では、張り巡らされた神経細胞の中を、例の輝石と、バジュラみたいな奴が追いかけっこしていた? 
・「つかの間の平穏、帰り着いた道順、その裏側で明かされる陰謀の意図」。陰謀の意図とは?
・グレイスあんた、ガリア4から戻った方法を疑われるでしょ? 
・ランカはあんな状態でファーストコンサートができるのか。アルトとともに検査入院させられている雰囲気あり。ランカが赤くなったアルトに何か迫っていて、ランカの視線が下に向くシーンあり。ランカが「見て見てー、私のおなか、時々光るのよー」とか言ってアルトに見せてたりして(笑)。(ありません)
・シェリルがスクリーンで歌っていたようでもあるけれど。両耳にイヤリングがあるから昔の映像? 体調不良が続いているから、フィルムコンサートでもやったのかな。
・アルトが訪ねた立派なお屋敷は、SMSオーナー・ミスタービルラーの家らしい。

・まだ謎が謎を呼んでいる段階。グレイスが暗躍していることははっきりしたけれど、他の謎がほとんど解けていない。えらいことだ。最終25話に向けて、ちゃんと収束するのでしょうか(笑)。

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2008.07.06

七月の桜 長野県栂池自然園

七月の桜 長野県栂池自然園
今年もなんとか見ることができました。タカネザクラです。
往復十時間、現地二時間の旅です(笑)。

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某所でゴンドラ乗車中

某所でゴンドラ乗車中
さあ、桜は残っているのか?

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2008.07.05

マクロスフロンティア第13話、黒幕グレイスの企みが暴走、惑星1つ食いちぎる

マクロスF#13「メモリー・オブ・グローバル」。マクロス級4番艦「グローバル」はランカ・リーの乗艦だった。彼女の思い出が、そして物語の背景が、少しずつ露わになってくる。そして、グレイス・オコナーの巨大な企みが暴走を始める。バジュラの大群がマクロスFへ飛び立つ。


・Dパルスバーストに襲われて木の葉のように落下する早乙女アルトのVF-25Fメサイア。同乗するランカはいつもいつも命の危険にさらされてますなぁ。
・シェリルの飲んでいた薬には「639 WITCH CRAFT」と書かれていた。これを見たミハエル・ブランは、何かに気づいた。おそらくマネージャー・グレイスの企み、または、少なくとも味方ではないということを。639といえば、初代マクロスに登場した巨人女性スーパーパイロット ミリアは、映画「愛・おぼえていますか」ではミリア639という名前でしたなぁ。

・上半身裸のアルトとランカがいい感じで話しているときに現れたのは、明らかに子バジュラ。もしかしてランカを偵察していたのかも。それでさらわれた?(公式サイトのストーリーリスト 第13話)
女の子がもじもじしたらフツーはトイレでしょ。鈍感なんだなぁ、アルト君は。

・ルカ・アンジェローニがLAI社技術開発部特別顧問だったとは。キノコ三島と話す声はかなり大人びてましたよ。ルカが、新型フォールド機関をSMSに貸したことで、LAIと政府の関係も脅かしているとは。

・「ガッコで習って、あたしだって操縦できるんだからね」byシェリル。おおこわ。今回の歌姫の1人はパイロットにもなりましたよ。
・ナナセといっしょにグリフィスパークの丘でランカを思う(ような感じの)小動物「あい君」には、手が生えていたような。今まで隠れていた? それとも成長しているのかなぁ。

・ガリア4に墜落していたマクロス級4番艦「グローバル」が、壊滅した第117調査船団の旗艦だったとは。そしてランカの乗艦だったとは! しかも、ランカの母がバジュラを研究していた模様。ブレラ・スターンと名乗る青年(VF-27を操縦)は、おそらくランカの兄。ランカが、シェリルの思いや、バジュラクイーンの痛みに感応しておなかが光るのは、バジュラの何かを母に埋め込まれたため? ブレラが、ランカの「微弱なフォールド波」をキャッチしたと言っていたから、ランカは体内に埋め込まれた何かからフォールド波を出しているらしい。
「アイモ」が地球の歌ではないと語るのは、おそらくランカの母、ランシェ・メイ。なんだか、ランカ+シェリル+ミンメイ(初代マクロスのヒロイン)の名前を足したような。現在の主題歌が声優もこなす坂本真綾さんによるものですから、いつか大事な役で登場すると思ってましたよ。「アイモ~鳥のひと」の作詞に真綾さんが参加しているのも何か意味深。ホログラフィー写真立てには、母、ランカ、そしてブレラと思われる兄、3人の姿が浮かんでいました。父親はいなかったですね…。

・「司令順位を変更。ランカ・リーの確保を第2位に」by とうとう化けの皮を脱ぎ捨てた黒グレイス。当初の作戦目的とは、やはりバジュラの母艦たちをマクロスFに向かわせることなのでしょう。だから、ブレラがバジュラクイーンに襲われるランカを助けたのは、グレイスの指示ではなく、おそらく個人的な感情によるものと思われます。
でも、まだグレイスの企みの全貌が分からない。なぜバジュラの大群をマクロスFに向かわせるのか。そもそもグレイスとは何者か。graceには神の恩恵という意味もあるが、なんと皮肉な名前。

・別の推測。2007年のランカ・リー役のオーディションの段階では、「一途で前向きな少女がシンガーとして成長し、その歌の力で異星と地球の間で起こる争いを沈めていく物語」と言われていました。だから、現在の戦いは、実は異星人との戦い? グレイスは異星の意思を持つ者? バジュラはその道具? 母ランシェによれば、「アイモ」は地球の歌ではないというが、もしかして敵対している異星の歌かも知れない。
・更に過激な想像。母ランシェもランカもブレラも、異星人、または異星人との混血だとしたら?

・もう一つの推測。ランカの身体が光るのは、家族との感応があった場合だとしたら。第7話で、歌を戦場に届けたいというシェリルの思いに感応してランカのおなかが光りました。もしかしてシェリルとランカが姉妹では? そして、バジュラクイーンが腹部を撃たれたとき、ランカも光る腹部を押さえてうずくまりました。もしかして、バジュラクイーンは、母ランシェがバジュラにとりつかれて姿を変えたもの? ランカを襲おうとして近づいたのではなく、再会を喜んでそうしたとか? 気絶していたランカが、「おかあさん…」とつぶやきながら目覚めたのが気になって。
ちと大胆すぎる仮説ですが。いずれ正しい理由が分かるでしょう。

・バジュラの増え方とは。戦艦にとりついて「ネスト」として使い、船のエネルギーなど(おそらく物質も)を取り込みバジュラ母艦を構成しながら、バジュラクイーンは卵を産み付けて個体を増やしていく。第9話でも宇宙空間に漂う戦艦がバジュラのネストと化していました。この時はブレラが邪魔をして先に破壊したため、マクロスF側はサンプルとして回収できなかったわけですが。とりついた艦がマクロス級ならば、第7話に出てきた以上の、あんなにでかい母艦が構成できちゃうということでしょう。
とすれば、もし失踪中のマクロスギャラクシーという移民船団自体がネストと化したら、いったいどれだけ大きな母艦が作られてしまうのか。恐ろしい。
船団の乗員たちもネストの材料(あるいは卵の材料)として使われているとしたら、ちょっとげんなりです。

・アルト「頼む、ランカを助けてやってくれー」、少し考えてシェリル「分かったわ、あたしたちが何とかする」。恋敵であり、ガリア4でのゲリラライブでいいとことられたランカを助けようというシェリル。かっこよすぎます。ミシェルが「いい女だねー、惚れちゃいそう」というのも分かります。
・シェリルがいくら操縦を習ったからと言って、ミシェル機で「I have」(私が操縦する)は怖すぎます(笑)。

・ディメンションイーターがLAI社製のように思えたのだが、あんなにおそろしいものをルカの会社がなぜ作るのか。ブレラに対して「以後も私の指示に従え」ということは、ディメンションイーターに吸い込まれたグレイスはただのコピーで、本体は別のところにいるのでしょう。「銀河の歌姫と先遣隊の壊滅、憎しみが燃え上がる。フォールド通信波は彼らのしるべ。健闘を祈るわね、フロンティアの皆さん」とは、なんと恐ろしいせりふ。
・グレイスの腕の変形っぷりは、映画「AKIRA」のぐにゅぐにゅねじれるケーブルを思い出させます。

・第33先遣隊は全滅した模様。ランカの歌を嬉しそうに聞いていたあの人たちが全滅しちゃうとは。
・せっかくランカがゲリラライブして、あんなに素敵な「星間飛行」を聞かせてくれた星なのに。そしてゼントラーディ同士の戦いも収めることができたのに。2人で夕焼けの中の飛行を楽しむことができたのに。アルトとランカが水辺で小さな思い出を作ることができた惑星なのに。
フォールド断層であるディメンション・イーターに滅ぼされるとは。2人はかなりむなしいでしょうね。


・アイキャッチが、ランカの歌う「SMS小隊の歌 ~あの娘はエイリアン~」とは! シリアスな展開の中で一服の清涼剤。でも、ちと下品な歌なんだよなー(笑)。その直後の歌詞を可愛いランカちゃんには歌わせたくありません。「でっかいミサイルぶち込んで~」
・でもね。「いとしいあの娘はエイリアン」のところで、ランカのアップが写ったのがちと気になる。やっぱ、エイリアン?


・次回「マザーズ・ララバイ」とは、鍵を握る歌「アイモ」のことか。
第7話でやっつけたよりももっとでかいバジュラの母艦と対峙するマクロスクォーター。どうやって戦うのか。
アルトは果たしてランカと再会できるのか。おそらくガリア4の軌道上で待機させた新型フォールドパックを使ってマクロスFに戻るのでしょうが。
アルト機にはアーマード装備がついてましたよ。赤い塗装だったからオズマ譲りではなさそうですが。(オズマが、初代マクロスのスカルリーダー ロイ・フォッカーのように、話の途中で死んでしまうのではないかと心配しているのですが。ラジオマクロスによれば、7月下旬放送分でオズマに何かが起きるらしい。)
アルトは再び友人を取り戻すために母艦にもぐり込むのか。それともミシェルたちが助け出せるのか。黒グレイスの企みとは? まだ謎ときが始まらず、謎が謎呼ぶ展開。1週間が待ちきれない。

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2008.07.04

DX超合金 マクロスF VF-25メサイア予約受付開始!(08/12/27発売)

キター! バルキリーの流れを汲む、マクロスFの可変模型「VF-25メサイア」予約受付が開始されました。
DX超合金 マクロスF(フロンティア) VF-25Fメサイア(アルト機)(amazon)
ちょーかっこいい! ポーズもばっちり決まるようです。
実物を手に取るまで、腰の部分の変形が良く分かりません。
でもなぁ、発売日が2008/12/27(amazonでは12/30)なんだよなー。放送終了後に出して、バンダイさん大丈夫でしょうか。しかも12,600円(税込)とちと高いし、スーパーパーツがつかないし…。
でも、まずは買うと思います。

こっちはオズマ機。
DX超合金 マクロスF(フロンティア) VF-25Sメサイア(オズマ機)(amazon)
値段と発売日はアルト機に同じ。アーマードパーツがつかないのも同じ(残念)。
ぱっと見は、白いアルト機のほうがかっこいいかなぁ。

ついでに、初代マクロスに登場したデストロイドトマホーク。
1/60 マクロス デストロイド・トマホーク(amazon)
定価は10,290円(税込)。えっと、発売日が2009年9月25日になってるんですが、本当でしょうか…。14ヶ月先発売のものの予約を受け付けるのかぁ。
#その頃だったら、給料がちったぁ良くなってるかなぁ。

今見たら、発売日が2008年9月25日に修正されていました。やっぱり。

ま、どれも興味がありありです(笑)。
-----
(08/12/27追記)
てなわけで超合金VF-25Fアルト機買いました。GOOD。

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2008.07.02

マクロスF関連CD4枚連続トップ10入り

おいらも4枚買ってランキングに貢献してしまいました(笑)。

マクロスF:挿入歌「星間飛行」がオリコン5位 関連CD4枚連続トップ10入り

マクロスF5枚目となるCD 新OPテーマ「ライオン」/中島愛, May'n は、発売予定が8月6日から8月20日に延びたそうです。

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ダース・ベイダーが郵便局長とコンビに店長に!

やってくれますなぁ、ベイダー卿。
↓これもほほえましい(笑)。

敵であるはずのロボット「R2-D2」が来店し、イベントのチケットを買おうとしたものの、手が届かず、帝国軍の兵士「ストームトルーパー」が手伝うという珍場面もあった。

ダース・ベイダー:郵便局長の次はコンビニ店長 陣頭指揮で売り上げアップ?

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SI契約の革命「進行基準」で炎上プロジェクトは減るか

これで、プロジェクトの大炎上とか、デスマーチといった、命をすり減らすようなひどい開発プロジェクトは減るでしょうか。

SI契約に変革迫る「進行基準」 IT業界に激震走る!(日経コンピュータ)

#あ゛、うちの会社はASPやSaaSなので、おそらく進行基準にはなりません。
#きっと、デスマーチは続くのでしょう…。あぁ。

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