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2007.11.25

三宿のブラッセリー ドゥ・クワンは教えたくないすてきなフレンチ(笑)

友人の誘いで、三宿のブラッセリー ドゥ・クワン(DU COIN)というお店に行きました。
他の人に教えたくないくらいいいお店だったのですが(笑)、伝えたがりの私はこうしてBlogに書いてしまいます。(写真はクリックで拡大)

お店は三宿交差点の角に近いビルの4Fにあります。Ducoin_inside

メニューは、プレフィクスはなく、単品で頼むことになります。

Ducoin_ratatouille
まずは、私の好きなラタトゥイユ(冷製)を。トマトの香りとうまみが濃くて、おいしいラタトゥイユです。
ここから先は、印刷されたメニューではなく、黒板に書かれた今日のお料理からチョイスしました。
Ducoin_tako
「北海蛸のカルパッチョ仕立て ナンプラーとワサビのビネグレット」。生のタコはもちもちぷりぷりで、ナンプラーを使ったソースには独特のうまみがあります。
Ducoin_pizza
シェフが「初めて作ってみました」とBlogに書いていらした「タルトフランべ(アルザスのフランス風ピザ)」も頼んでみます。現在のピザの原型とも言われるとのこと。皮はぱりぱりしていて、チーズには卵黄や生クリームが混ぜ込んであり、普通のピザとは違う香りのいいチーズソースを味わうことができます。乗っている生ハムやたまねぎもおいしい。
Ducoin_bread
焼きたてパンも、香りがよくて幸せな気分にさせてくれます。
Ducoin_shirako
「本白子のムニエル ブルゴーニュ風」。ブルゴーニュ風といいながら、白子の下はコンソメでほんのり煮ただいこんですよ。白子は少し焼き目がつくくらいに香ばしく焼いてあって、やわらかくてとろとろした食感。香りのいいソースも適度に白子を盛り上げます。白子とだいこんにソースを思い切りからめて一緒に食べると、別の世界の食べ物のようにおいしくなりました。「口内調味」を楽しめました。
うわぁ、オードブルで思いっきり食べ過ぎたような気もします(笑)。

Ducoin_soup
「下仁田葱の暖かいポタージュ」。口に運ぶ瞬間に、青っぽいけどいい香りのネギが鼻をくすぐります。

Ducoin_anago
そしてメイン。「大穴子、フォアグラ、茄子の重ね焼き ナツメグ風味」。目の前でさばかれる穴子は長くて肉厚。長さ7,80cmはある大物です。で、これを焼いて重ねて、フォンドボーで作ったソースを絡めます。穴子とフォアグラは表面がちょっと焦げたくらいの香ばしい焼き加減で、食感も香りもアップしてます。別々に食べると素材のおいしさがよく感じられます。一緒に口の中に入れてもやはり口内調味が楽しめます。

これでおなかいっぱい。でもデザートは別腹(笑)。
Ducoin_pudding
「黒糖プリン レンズマメのアイス添え」。レンズ豆はアイスにもなるんですね。さっぱりしたあずきアイスといった感じです。豆はつぶしきってなくて、時々コリッとした食感が味わえます。

今日はカウンター席だったのですが、シェフとお話ができて楽しかったです。味の秘密も時々うかがえたりしました。
2人で、ワイン約4杯込みで1万4千円ちょっとでした。

おいしいフレンチを楽しく味わえる、素敵なお店だと思います。

ブラッスリー・ドゥ・クワン(公式サイト)

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