NHK「サイボーグ技術が人類を変える」がすごかった

先ほど放送が終わったNHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」(official)の内容はすごかった。

SF、特に攻殻機動隊の世界が日常にぐっと近づいてきた感じです。

考えるだけで5本の指が動く義手
目の代わりになるビデオカメラ
パーキンソン病を抑える、脳に埋め込んだ端子
考えるだけでPCのマウスを動かせる、首から下の機能を失った人

など、これからの人類に幸福をもたらすような最新技術がたくさん。

人口内耳で聴力を取り戻した少年が、デリケートな音調整を必要とするバイオリンを練習できるまでに回復している様子には涙が出そうでしたよ。

でも一方で、
PCで動きを操作できる、生きたマウス(カメラ搭載)
人間の力を増加させるパワーアシストロボット
などは、軍事利用だって可能です。

こうした新技術はどうしても諸刃のやいばになるのはしかたありませんが、是非、公明正大な議論のもとで発展してもらいたいものです。
また、一部の特権階級や、超大金持ちだけが独占することのないよう、安定した技術については社会全体に広めるよう、先進国はじめ各国は努力すべきだと思います。

この番組、去年の今頃放送されたものですが、1年も経つと技術はとんでもなく進化しているんでしょうね。
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