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2006.01.15

緊急地震速報の早い実現を!

今、TBSの「夢の扉(official)」という番組で「緊急地震速報」という速報システムの開発者、束田進也さんが紹介されていました。
このシステムは、地震の大きな揺れが到着する前に到着までの秒数と震度を予測して、速報するというものです。
リアルタイム地震情報とは-リアルタイム地震情報利用協議会

地震の揺れには2種類あります。
 先に到着する弱い横揺れ(P波)
 後から到着する強い縦揺れ(S波)

細かい話ですが、研究者の束田さんは、震源までの距離によってP波の立ち上がりの傾きが異なることを発見。これによって、きわめて短い時間で震源が推定できるようになったとのこと。

現在、JRや建設会社、一部の学校、病院などへの試験配信が行われており、
2006年度には本格利用が行われるそうです。

例えば「地震到着まで10秒」と言われても、できることなんて限られる、と思われがちですが、「ガスを消して机の下にもぐる」といった行動であれば十分。

課題は、阪神大震災のような直下型には対応しづらいこと(震源が近いためS波の到着が早いから)。
でも、同様に大きな被害を発生させ、かつ発生頻度のより多いプレート型地震には有効です。

まもなく、TVなどで「地震速報」が流れる時代が来るかも知れません。
大きな被害が心配されている、東海・東南海地震が発生する前に、是非広く活用されることに期待したいです。

#TBS「夢の扉」の来週の特集「道路と鉄路を両走行可能な車両を開発し、廃止路線を復活させたい」も
#面白そうです。

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