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2005.08.01

女が嫌う男の体臭成分をおさえる制汗剤・メンズバンゼロ

男性特有の体臭カット ライオン「メンズバンゼロ」
先週土曜日の日経朝刊 消費欄にこういう記事が載りました。(残念ながらネットでは見つけられませんでした。)

要約すると、
『すべての女性が男性の体臭を不快に感じたことがある−ライオンが女性50人にアンケートした結果。』
『「なぜ男性は気にならないのに女性は不快に感じるのか」ライオンの女性研究員が疑問に思った...研究を重ねたところ「アンドロステノン」という物質のにおいが男女によって大きく感じ方が違うことが分かった。』
『男女各20人ににおいをかがせて脳波測定したところ、女性はあきらかに不快と感じるが、男性は気にならない人も多く、むしろリラックスしたような気分になる人までいたという。』
『今回の「メンズバンゼロ」は、女性が嫌がる男性のにおいの原因物質の発生を抑制する成分を新たに配合した。』

...つまり、男は平気だが、女性は不快と感じる成分が男の体臭にあるってことか。男にはこの成分の不快さは「分からない」んですね。
うへー、男女の感覚ってとても違うんですね。男女の間にはこんなにも不快、いや、深い川が流れていたのか(←笑うところです)。
『従来の男性用制汗剤と比べて約9倍の売上高を記録』ってのもすごいなぁ。


一方で、男女の相性のよしあしににおいが大きくかかわっているという実験結果も。
スイスで行なわれた実験。女子学生に、複数の男子学生の着ていたTシャツのにおいをかがせ、心地よいにおいと感じるものを選ばせました。
そのTシャツを着ていた男子学生と、女子学生の白血球の遺伝子を比べると、意外なことに、白血球内のたんぱく質HLAの遺伝子タイプが離れているほどいいにおいと感じることが明らかになったというのです。
遺伝学者によると、遺伝子をかぎわける能力は、子づくりにかかわっているといいます。
違う型のHLAを持っているカップルに子供ができると、免疫的な抵抗力が高まるそうなのです。
HLAは免疫にかかわる物質。夫婦のHLAの型が違っていると、子供に受け継がれる遺伝子のタイプは多様になり、その結果、ウイルスや病気に対する抵抗力が強くなる、と。
(NHK ものしり一夜づけ「晩婚」より)
だから、においは決して悪いだけと決め付けることはできないようですよ。
「ものしり一夜づけ」の中で女優・南野陽子さんが冗談でおっしゃっていたように、いろんな人の体臭をかいで、いいにおいだと思った相手と結婚すると、免疫的に強い子供ができるのかも知れません。

思春期の娘が「パパくさーい」と嫌うようになるのは父親にほれないようにするための自然な反応らしいです(笑)。そう言われるパパは辛いだろうけど。


で、私も「メンズバンゼロ(無臭タイプのほう)」買って使ってみましたが、これまで使っていた制汗剤よりも少し冷たい感じ。
効果は、というと、男である自分ではあまり分からない。一人暮らしだし、彼女もいないので、女性の立場での効果は確認不能。 まさか会社の女性社員に「においかいでみて」とは言えないし(苦笑)。←これぢゃセクハラだって。
まぁ、新聞記事の内容を信じて、周囲の女性のためと思ってコレを使い続けましょう。

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