癒しのイルカは早死にする

中米コスタリカ政府が、観光客とイルカを一緒に泳がせることを、イルカに悪影響を与えるとして政令で全面的に禁止したそうです。
イルカとの遊泳を全面禁止…寿命わずか３割以下 (ZAKZAK)　(カトゆー家断絶さん経由)

「観光客が飼育されているイルカと一緒に泳げる施設は同国やカリブ海諸国のほか日本にもあり、観光のほか子供のセラピーにも利用されている。
コスタリカではこれらの施設のイルカは自然の状態に比べ寿命がわずか３割以下と指摘。」

私も小笠原父島で自然のイルカと一緒に泳いだ(イルカに遊んでもらった(笑))ことがあります(私のホームページ)が、本当に癒されました。
でも、コスタリカの施設で、人間と泳がせることを目的に飼われているイルカは、ストレスのためかかなり早死にしてしまうということですね。

イルカとは違うお話。
日本のデパートなどで「ちびっこ動物ふれあいフェア」といった催しがよく行なわれています。
ここにいるのは、子うさぎ、子犬、子猫など。
でもね。この動物たち、催しが終わると3割ぐらい死んでしまうんだそうです。人間に触られるストレスからでしょうね。特に人間の子供は、モノの扱いに容赦がないですからね。

人間は癒されるけれど、癒してくれた動物にそのストレスが移ってしまう。難しい問題です。