地震による自転変化を予測(米科学者)
NASAの計測で、スマトラ地震によって地球自転が早まり、1日の長さが100万分の2.68秒短くなったことはすでに報じられていますが、この短縮を予想していた科学者がいました。
米地質調査所のケン・ハドナット博士です。
スマトラ沖地震で1日の長さが100万分の3秒変化? (読売新聞)(Yahoo!のキャッシュ)
博士が予想した自転の変化は100万分の3秒、それに対してNASAの計測結果は2.68秒!
また、博士が予想した自転軸の位置のずれは約2cm、それに対してNASAの計測は2.5cm!
なんとすばらしい精度なんでしょう。
別の記事、
地球が小さくなった(東亜日報)
によれば、リチャード・グロス研究員も同様に100万分の3秒短くなったという理論を発表していますが、『他の科学者らは「こうした微細な変化を測定するのは不可能だ」と異論を呈している』と締めくくられてしまっています(笑)。
たとえ予想結果が微小であっても、先入観にとらわれず、きちんと計測してみないといけないということですね。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 600光年先で太陽の千倍の星が爆発するかも(2010.01.10)
- 盗んだチャリで走り出す~250Km(2009.11.08)
- 記事:地球への天体衝突、監視できない…NASA、予算不足で(2009.08.15)
- 日経「春秋」欄に綾波レイ登場(07/9/1)(2007.09.02)
- 「段ボール肉まん」に納得、それがやらせでまた納得(2007.07.19)