スマトラ地震で地球自転が早まる
NASAがスマトラ島沖地震が地球に与えた影響を計測したところ、1日の長さが100万分の2.68秒短くなったそうです。
地震によって海底のプレートがもぐりこんだことから、赤道付近のふくらみの度合いが減少した結果、地球の自転がわずかに速まったとのこと。
大地震で地球の自転早まる(NHK)
ユーラシアプレートが浮き上がった一方、インドオーストラリアプレートの沈み込みのほうが効果が大きかったようです。それで、腕を広げて回転していたスケーターが腕を縮めて、回転数が上がる現象と同じことが地球で起きたそうです。
たった100万分の2秒程度とはいえ、地球の自転にまで影響を与える、巨大な自然現象だったということですね。
ちなみに、歴史的に言うと、過去より現在のほうが1日の長さが長いとのこと。これは、月の引力によって潮の満ち引きが発生する結果、地球表面が常に摩擦を起こしていて、いつも軽いブレーキがかかっているような状態にあるからです。
(後日、この記事の続きを書きました。)
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