« 恵里佳&千里で「さくら」 | トップページ | 「月のワルツ」イベントで上映 »

2005.01.11

スマトラ地震で地球自転が早まる

NASAがスマトラ島沖地震が地球に与えた影響を計測したところ、1日の長さが100万分の2.68秒短くなったそうです。
地震によって海底のプレートがもぐりこんだことから、赤道付近のふくらみの度合いが減少した結果、地球の自転がわずかに速まったとのこと。
大地震で地球の自転早まる(NHK)

ユーラシアプレートが浮き上がった一方、インドオーストラリアプレートの沈み込みのほうが効果が大きかったようです。それで、腕を広げて回転していたスケーターが腕を縮めて、回転数が上がる現象と同じことが地球で起きたそうです。
たった100万分の2秒程度とはいえ、地球の自転にまで影響を与える、巨大な自然現象だったということですね。

ちなみに、歴史的に言うと、過去より現在のほうが1日の長さが長いとのこと。これは、月の引力によって潮の満ち引きが発生する結果、地球表面が常に摩擦を起こしていて、いつも軽いブレーキがかかっているような状態にあるからです。

(後日、この記事の続きを書きました。)

|

« 恵里佳&千里で「さくら」 | トップページ | 「月のワルツ」イベントで上映 »

ニュース」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スマトラ地震で地球自転が早まる:

» 地震による自転変化を予測(米科学者) [人生(たび)のつれづれ]
NASAの計測で、スマトラ地震によって地球自転が早まり、1日の長さが100万分の [続きを読む]

受信: 2005.01.18 00:17

« 恵里佳&千里で「さくら」 | トップページ | 「月のワルツ」イベントで上映 »