桜や桃を食い尽くすクビアカツヤカミキリ

外来昆虫ですが、日本での発見場所が少しずつ増えているそうです。

桜や桃を食い尽くすクビアカツヤカミキリとは?生態、発見場所や対策方法についてまとめてみました。(LH magazine)

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野生の桜分布、ツキノワグマが一役 森林総研が解明

カスミザクラの種子が育った標高に対して、同じ種子がツキノワグマのフンから見つかった標高は平均307m高かったそうです。
ツキノワグマが、食べ物である桜の結実を追って山登りをしていると言えるでしょう。
高低差を超えて桜の播種に寄与していることが分かると思います。

野生の桜分布、ツキノワグマが一役 森林総研が解明(朝日)

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知っているとちょっと自慢できるかも知れない(?)桜の雑学5つ

知っているとちょっと自慢できるかも知れない(?)桜の雑学5つを集めてみました。

まずは、日本の桜名所の8割に植えられているという、染井吉野について。

雑学その1:染井吉野の寿命は60年ではない


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(写真は上野公園の染井吉野。クリックで拡大)

よく「染井吉野寿命60年説」という言葉が聞かれますが、
染井吉野の寿命は60年ではありません。
60年説は、手入れをしないで放っておくと、だいたい60年か
それ以前に枯れてしまうことから、
そう言われるようになったようです。

また、染井吉野が最も元気で、花つきのよいのは
植えてから20~30年くらいの頃です。
手入れをしないままそれを過ぎるとゆるやかに
衰えていくので、60年説のような言葉が広まった
可能性があります。

青森県の弘前城には、今年で133歳になる染井吉野が、
とても元気に生き続けています。
また、東京の小石川植物園には、240歳と言われる
染井吉野があります。
なので、染井吉野の「寿命」は意外に長いと言えます。

ちなみに「寿命」と「平均寿命」という言葉が
桜に限らずよく混同されますが、
染井吉野の「平均寿命」を全国的に調べたことは
ないようで、これは分からないそうです。


雑学その2:染井吉野の誕生は謎につつまれている

染井吉野はオオシマザクラ(父)とエドヒガン(母)という桜の交配種で、
これは生物学的に間違いないとされています。
では、染井吉野はどうやって生まれたのでしょうか。

1つ目の説は、江戸の植木職人が交配して
作り出したというものです。
ただ、植木職人の日記などの記録が発見されない限り
証明できないので、
もしかしたら永遠に分からないのかも知れません。

次に有力な説は、自然の中で偶然見つかったという
説です。
オオシマザクラとエドヒガンが自然に共存しているのは
伊豆半島なので、見つかるとしたら伊豆です。
ただ、染井吉野が世に出た江戸時代には、
伊豆は幕府の直轄地が多く、
自由に入れる場所が限られていたことと、
交通が不便な時代に江戸まで桜が生きたまま運ぶのは
難しかったとされるため、
この説は、植木職人が作ったという説よりは
少し不利です。

いずれにしても今は確たる証拠がないので、
これからの研究が期待されるところです。


雑学その3:上野公園は昔、にぎやかさが禁止の場所だった

東京の中でも盛大な花見の宴が開かれることで有名な上野公園(上野恩賜公園)。
ここは昔、江戸幕府三代将軍徳川家光が寛永寺を置いた場所です。
今の寛永寺は公園の北のほうに建物の多くが集まっていますが、
昔は広大な土地を有していました。
お寺ができた頃に、吉野山から取り寄せた桜などが植えられ、
後に一般人も入れるようになりましたが、
なにせ江戸の鬼門の方角(北東)を守る大切なお寺ですし、
徳川家の墓所もありますから、
鳴り物などは禁止され、夜になると人は締め出されました。

その代わり、八代将軍吉宗が隅田川、飛鳥山などに桜を植栽し
鳴り物や曲芸なども許可したため、こちらは人気の花見スポットになっていきました。


幕末の戊辰戦争で寛永寺が荒廃し、
明治以降に公園として整備される過程で桜が何度も追加され、
今のような桜いっぱいの上野公園が見られるようになってきました。


雑学その4:桜もちは葉っぱを処分するのがめんどくさいから生まれた?

吉宗の頃に桜が植えられた隅田川。そのそばに今も長命寺というお寺があります。
桜が植えられてしばらく経った頃、長命寺の門番だった山本新六が、
桜の落葉をみて葉っぱを何かに使えないか
(一説には「処分するのがめんどくさいから」)と思い、
桜の葉を塩漬けにしてあん入りのもち(焼いたもの)に巻いて売りだしたところ
人気になったそうです。

ちなみに、この桜もちを「長命寺」「長命寺桜もち」とも呼びます。
いわゆる関東風の桜もちです。

関西風、または京風と呼ばれる桜もちは、干飯(ほしい、お米を干したもの)を
蒸した生地であんをくるんだものです。
干飯のプチプチした食感が特徴です。
干飯を「道明寺粉」とも呼ぶことから、関西風の桜もちを
「道明寺」「道明寺もち」と呼ぶことがあります。

和菓子屋さんによっては、両方を取り扱っていることがあります。


雑学その5:北海道のお花見はやっぱりジンギスカン

お花見の宴会の様子は、全国あまり変わらないようですが、
北海道だけはちょっと違います。
北海道の名物の1つにジンギスカン(ラム肉などをジンギスカン鍋で焼く料理)が
あります。
北海道ではお花見でもジンギスカンが登場するのです。
桜の下から、肉を焼く白い煙がもうもうと上がっている様子は、
北海道以外の人から見ると不思議な光景です。

なお、沖縄では花見の宴会をほとんどしないそうです。
私は十数回沖縄の桜のシーズンに行っていますが、
出会ったのはたった1回だけです。
沖縄の桜のシーズンは1月下旬から2月です。
沖縄の方に聞くと「1年で一番寒い時期だから外出したくない」との
ことでした(笑)。


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桜のシンポジウム「美しい日本の桜を未来に伝えるー系統保全の現状と新展開―」(無料、新木場、2013/2/16)

桜の収集と研究を行なっている多摩森林科学園が、公開シンポジウム「美しい日本の桜を未来に伝えるー系統保全の現状と新展開ー」を開催します。
桜に関心のある一般の方向けの講演会とのこと。DNA識別と形態解析など、最新の技術と研究による分類や系統管理について、専門家の講演が聞ける貴重な機会だと思います。
私も拝聴したいと思っています。

2月16日(土)、公開シンポジウム「美しい日本の桜を未来に伝えるー系統保全の現状と新展開―」を開催(多摩森林科学園のブログ)
上記リンクに、パンフレットのPDFや申し込み方法が書かれています。

2月16日(土)13-17時、場所は多摩森林科学園(八王子市の高尾駅近く)ではなく、新木場駅前の木材会館です(高尾より行きやすい場所ですね)。
参加は無料で、事前に電子メールでの申し込みが必要とのことです。

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ふくしま大交流フェアで新種の桜に命名予定(東京国際フォーラム、2012/12/24)

(2012/12/24追記)新種の八重桜は「はるか」と命名されたそうです。

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「(八重の桜主演の)綾瀬はるかさんが新種の桜に命名します」とのこと。
他に、郷土料理やB級グルメのお楽しみも。
また、フラガールのダンスショー、ふるさと伝統の祭り再現、安積高校の合唱(入賞常連校)などのパフォーマンスもあるそうです。
げんきさかそう!ふくしま大交流フェア←このページからリンクされているパンフ(PDF)が参考になります。

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記事:理研など、サクラの新品種「仁科春果」と「仁科小町」を変異誘発技術で作出

八重咲きのサクラ「春月花」から新品種2種類が作出されたそうです。
雪月花の枝に炭素イオン(重イオンビーム)を照射し、接ぎ木をして開花したグループ内で自然に受粉させ、後代の種子を獲得。その種子から2種類を品種登録出願。

理研など、サクラの新品種「仁科春果」と「仁科小町」を変異誘発技術で作出(Yahoo!ニュース マイナビ)

仁科春果:花の大きさ4.1~4.2cmと大きく、花弁数は八重咲きの23~25枚
仁科小町:花の大きさ1.3~1.4cmと小さく、花弁数は一重咲きの5枚、花が完全に開かないぼんぼりのような形(ぼんぼり咲き)

写真を見ると、大きめの八重・仁科春果はかなり見栄えがするようです。

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「母」は北関東のエドヒガンか=ソメイヨシノと葉緑体DNA一致

エドヒガンの栽培品種である小松乙女が、染井吉野の母親そのものではなく近縁にとどまる可能性は以前から指摘されていましたが、それが証明されつつあるようです。

「母」は北関東のエドヒガンか=ソメイヨシノと葉緑体DNA一致-千葉大(時事)

葉緑体DNAを採取・解析したところ、ソメイヨシノと一致する木(注:エドヒガン)が群馬県で4本、栃木、山梨、長野、兵庫、徳島の各県で1本ずつ見つかった。

江戸の染井村(現在の駒込の一部)は、幕末に来訪したイギリス人植物学者も驚くほどの大きな植木の街でした。広い地域のエドヒガンや、関東に多いオオシマザクラが集まっていた可能性があります。

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桜の塩害解決につながるか、東邦レオ社の資料

直接桜の塩害についての記述はありませんが、もしかしたら参考になるでしょうか。

「除塩対策」にはESP(交換性ナトリウム率)の管理が重要
Na(ナトリウム)が卓越する塩類土壌には「石膏投入は有効な改良方法」とあります。

津波により冠水した水田の塩害・除塩対策技術


塩害とは関係しない、桜についての参考資料もありました。

桜も歩道も美しく保つための、「桜の踏圧・根上がり対策
固まらない土壌や、舗装の下に根の行き場を用意する工事などで対策するそうです。

コラム 桜の特性と根上がり
桜管理の「5つのポイント」もあります。

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農地の塩害と除塩(農水省)

これまで、津波の塩害を受けて夏から秋に開花してしまった桜を何本も見てきました。
いずれも葉の先が水分不足でクシャクシャとなったり、葉が早期に落ちていました。落葉がきっかけとなり、花が咲いてしまったようです。

一方、農地については、下記のような除塩方法が周知されています。


農地の塩害と除塩(農村振興局、PDF)

私の見た桜は、この資料の中の、次の現象ではないかと思います。
「土壌中に塩分が過剰に存在すると、土壌溶液の浸透圧が増加して、植物の根の吸水機能の低下や植物体外への水分流出が起こり、水分不足(生育障害)」が起きる、というもの。

さて、桜の除塩には、どのような方法があるのでしょうか。

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サクラはなぜ春に咲く?(毎日小学生新聞)

分かりやすく書かれています。
きょうのなぜ?:サクラはなぜ春に咲く? 寒さでスイッチ、暖かさで開花(毎日小学生新聞)

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