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桜のてんぐ巣病の脅威には世話で対抗

桜のピークを前に、てんぐ巣病について書いた記事が出ました。
桜枯らす病気、18県で確認 カビが原因「てんぐ巣病」(SankeiWeb)
「財団法人日本花の会(東京都)が宮城や兵庫など28都道県の53カ所の桜で調べたところ、18県の25カ所で感染が確認された」とあります。
私も、日本中の桜の名所と言われる場所を巡っていて、てんぐ巣病をよく目にします。
私は研究者ではないのではっきりとは言えませんが、
・九州の、特に染井吉野でよく見かけます。湿度が高くてんぐ巣病の原因となるかびが生えやすいせいかと思います。
・北海道の、特に染井吉野でよく見かけます。オオヤマザクラでも、寒さの厳しい道東などで見かけます。生育できる北限に近いため、桜自身の抵抗力が下がっているためだと思います。
・地域を問わず、弱っている桜でよく見かけます。桜自身の抵抗力が下がっているためだと思います。

とある場所では、桜の開花を宣言する標準木2本が、9割がたてんぐ巣病に冒されていて、「今後開花宣言が出せなくなるのではないか」とひと事ながら心配しています。
また、とある場所では、染井吉野がまるごと1本てんぐ巣病に冒されており、町から世話を委託されている園芸会社の人は「早く伐採しないと病気が周りの桜に広がってしまうのに、町役場から伐採の許可が出ないんですよ」という残念な言葉が。

全国の自治体は、目立つ公共事業をする傾向にあるせいか、どうしても新たに桜を植えようとするように思います。
でも、そのお金の多くを、今ある桜の世話にふりむけて欲しいと私は思います。
樹齢何十年、何百年という桜は移植が難しいですから、いくらお金を積んでも手に入れることが難しいのです。
長生きしてきた桜は、それだけですばらしい。各市町村の宝です。
だから、守ってあげて欲しい。

てんぐ巣病にかかった枝は治りません。だから早めに見つけて枝を切り取り、周囲の桜に広がるのを食い止めていただきたいものです。
また、新しく植えることも大切ですが、できれば多くの資金を、今ある桜の世話に向けていただきたいと思います。

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